【5/4追記】「薬物疑惑芸能人リスト」に実名掲載された「沢尻の次」40人!

 2019年に芸能界で相次ぐ「薬物事件」が日本社会に衝撃を与えている。

 皮切りとなったのが3月12日夜にコカイン使用の容疑で逮捕された電気グルーヴのピエール瀧。NHK大河ドラマ「いだてん」の降板を余儀なくされたほか、瀧も重大な役で出演していた“主演・木村拓哉”のゲーム「JUDGE EYES 死神の遺言」が発売中止となった。

 5月22日にはKAT-TUNの元メンバーである田口淳之介が交際相手である女優・小嶺麗奈とともに大麻所持の現行犯で逮捕。9月4日には自宅で大麻を所持していたとしてNHKの子供向け番組で「歌のおにいさん」を務めた沢田憲一が逮捕されている。

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2019年11月は「薬物逮捕ラッシュ」

 さらに11月6日には田代まさしが覚醒剤使用の疑いで「5度目の逮捕」。8月24日に田代が宿泊した宮城県塩釜市のホテルが「客が変なものを忘れていった」と警察に通報したことから捜査が進められていた。

 田代の逮捕と同じ11月6日、スポーツ界でも元五輪日本代表でプロスノーボーダーの国母和宏が「大麻を営利目的でアメリカから密輸した」として逮捕。ワイドショーでは2010年バンクーバー五輪の際に世間を騒がせた「腰パン騒動」での「『反省してまーす』会見」が再び取り上げられた。

 そして最大の衝撃となったのが11月16日に報じられた女優・沢尻エリカの逮捕だ。同15日、合成麻薬MDMAを所持していたとして目黒区碑文谷の自宅で逮捕された彼女。

 泉里香と共演する「Indeed」のCMが放送中止となったほか、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では斎藤道三の娘「濃姫」役で収録を進めていたもののすべて撮り直し。急遽、川口春奈が代役を務めることとなった。

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広告代理店関係者が「薬物疑惑芸能人リスト」を作成

 二年連続で撮り直しを強いられたNHK大河ドラマを筆頭に、芸能人の「薬物逮捕」に大ダメージを与えられているテレビ業界だが「対策」も――

「沢尻の逮捕をきっかけに大手広告代理店の関係者が主導して『薬物疑惑芸能人リスト』が作られたんですよ」と明かすのはテレビ関係者だ。

「このリストはキー局スタッフら共有されていて『キャスティングの危険性』が判断できるようになっている。あくまでも『業界内のウワサ』『周囲の告発』をまとめたデータであって全部を鵜呑みにしてはいけませんが、番組打ち切りや取り直しなどの被害を避けたいテレビ業界にとって非常に重宝する資料なんです」

芸能メディアで飛び交う「疑惑のイニシャル」

 新たに作られたリストについて聞く前に、これまでの「薬物疑惑報道」をおさらいしたい。

 2019年3月27日の東京スポーツが掲載したのが「NHK紅白歌合戦の“常連”だった歌姫」を巡る薬物使用疑惑を報じた「警視庁組対5課が狙う薬物芸能人は『紅白出場歌姫』」との記事。3月28日の日刊ゲンダイでも「歌姫H」や「奇行で知られる俳優K」の疑惑を報じている。

 また4月2日発売の「週刊アサヒ芸能」では「捜査員が密かに追う『薬物芸能人』リスト」と芸能人の薬物疑惑を特集。「多分野でマルチに活躍する性格俳優H」「女性に人気の個性派俳優Y」「現場をドタキャンするなど奇行が目立つベテラン俳優S」「司会もこなすマルチタレントのN」と多くのイニシャルが並んでいる。

 11月13日の東京スポーツでも「薬物逮捕秒読み!マトリの“極秘内偵リスト”に大物芸人、人気モデル、大物歌手」と題した記事を掲載。「感情の起伏が激しくハイテンションなことの多い大物歌手A」、「とにかく交友関係が怪しい人気モデルB」、「超売れっ子でマルチな才能を持つお笑い芸人C」と3人の疑惑を綴っているのだ。




「『大物ミュージシャンK』は『最警戒人物』」

 再び前出のテレビ関係者。

「以前から報じられている名前の大半はリストに実名で記されていますが、なかでも『※確実にアウト』と注釈が付けられているのが『大物ミュージシャンK』。彼は今年の3月に発売された『実話ナックルズ』でも“あえて誰だか分かるように”薬物使用疑惑を報じられていてテレビ業界でも『最警戒人物』。音楽番組のプロデューサーも『数字が取れて使いたいけど絶対に使えないんだ』とボヤいていました」

 さらに同関係者は「これまで週刊誌でウワサされていた芸能人以外の名前も記されている」と明かす。

「全員のキャスティングを控えればテレビ業界が崩壊」

「とりわけ驚いたところだと『90年代にミリオンセラーを連発したボーカリスト』『元オリンピック代表の女性タレント』『誰もが知るフリー女子アナウンサー』『CDデビューしていた過去を持つ超大物女優』『クイズ番組の常連であるインテリ男性タレント』『かつて小学生に大人気だった芸人』『コントに定評のあるお笑いコンビのツッコミ』。こうした「沢尻の次」リスクのある芸能人が40人程度列挙されているのですが、私の周囲では『全員のキャスティングを控えればテレビ業界が崩壊する』と専らの話題です」(同関係者)

 徹底的な薬物排除がテレビ界の急務となっている。

(川本みゆき)

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その後の【「薬物疑惑芸能人リスト」に実名掲載された「沢尻の次」40人!】(2020年2月14日追記)

2020年2月、槇原敬之が「二度目の逮捕」
 2020年2月を迎えたいまも「芸能界の薬物汚染」は改善される兆しをみせない。2月13日には歌手の槇原敬之が「2018年4月に覚醒剤を所持、同3月に危険ドラッグを所持していた」という覚醒剤取締法などの疑いで警視庁に逮捕。1999年以来、21年ぶりの二度目の逮捕に至った。

 槇原は2019年10月にスタートしていた「デビュー30周年プロジェクト」の真っ最中。松本人志が作詞を務め、槇原と浜田雅功が歌った2004年の名曲「チキンライス」の「2020 ver.」などが収められ、3月4日に発売が予定されていたセルフカバーアルバム「Bespoke」は発売中止を余儀なくされる見込みだ。薬物の誘惑を断ち切れず、自らの輝かしいキャリアに再び泥を塗ってしまった。

 2019年11月26日に配信された本記事「『薬物疑惑芸能人リスト』に実名掲載された『沢尻の次』40人!」では、約40人の「薬物使用リスク」のある芸能人として「90年代にミリオンセラーを連発したボーカリスト」がテレビ関係者から挙げられたが、この条件は槇原に合致する。さらに「過去に薬物逮捕歴がある」との指摘が付されていれば証言の信憑性が増したのだが、あまりに個人の特定が容易となるため、あえて証言しなかったことも考えられる。

 逮捕を経た芸能人が「薬物脱却」を目指す動きも。

 昨年11月に逮捕された沢尻エリカには2月6日の判決公判で「懲役1年6カ月、執行猶予3年」となる判決が下った。公判で沢尻は「芸能界復帰は考えられない」と語り、手書きの謝罪文で「犯した罪の重さを自覚し反省していき、全力で更生に向けて努力することが自分のできる唯一の償いと考えております」と綴っている。

さらにその後の【「薬物疑惑芸能人リスト」に実名掲載された「沢尻の次」40人!】(2020年5月4日追記)

エイベックス会長・松浦勝人氏の「大麻使用」を元社員が告発
 目立った逮捕者は新たに出ていないものの、芸能関係者の薬物疑惑を巡る「報道合戦」は続いている。

 4月18日、文春オンラインは「エイベックス会長・松浦勝人氏の大麻使用を元社員が告発『毎週末のように一緒に吸っていた』」と題した記事を掲載。エイベックスの元社員である女性が同社会長である松浦勝人氏の「大麻使用」や自身が薬物の使用を松浦氏に勧められたと告発している。

 気になるのが同記事の掲載日。松浦氏と浜崎あゆみの「禁断の関係」を描いたドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)の初回放送の日だったのだ。

「この報道が事実ならドラマ『M』の放送継続自体が危ぶまれるような大スキャンダル。もっとも松浦氏サイドは淡々と反論していて慌てている様子もない。『薬物疑惑報道自体がエイベックスと文春でタッグを組んだ“ドラマのプロモーション”なのでは』との穿った見方も出ています」(在京キー局関係者)