フジテレビ社員「大麻大量所持」で浮上する「テレビ業界“芋づる式逮捕”」の可能性

　フジテレビ社員の不祥事にテレビ業界が揺れている。6月8日、江東区の路上で同局編成制作局所属の小林正彦容疑者が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのだ。

　明石家さんまら大物芸能人の信頼も篤く「SMAP×SMAP」や「27時間テレビ」など多くの看板番組に携わっていた小林容疑者。

　車に同乗していた友人の男とともに同じ容疑で逮捕されたと報じられているが、衝撃的だったのが所持していた薬物の分量だ。

「小林容疑者は乾燥大麻約80グラムを隠し持っていました。これは150回以上の使用分であり、販売目的だったのではとの見方も浮上しています」と語るのはテレビ関係者。

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「テレビ業界で“芋づる式逮捕”に至る可能性も」

「激務を極めるテレビ業界では、それこそ昭和の時代から薬物に逃げる人間が跡を絶ちませんでした。今回、小林容疑者が大量の大麻を持っていたことから、当然、警察は同業者やタレント相手に売りさばいていた可能性を徹底追及するでしょう。あくまでも最悪のケースですが、今回の事件をきっかけにテレビ業界内で“芋づる式逮捕”に至っても不思議ではありません」(同関係者)

　薬物汚染が止まらないテレビ業界。いまや芸能人だけでなくスタッフにも疑惑の目が向けられている。

(大倉さとみ)