4月25日発売の「週刊文春」に「たけし長男 怒りの激白『お父さん、ダサいよ』」と題して掲載されたビートたけしの長男・北野篤氏のインタビュー。
「実はもう父とは二年近く連絡が取れない状態が続いています」と明かした篤氏は、昨年からたけしの様々なトラブルが報じられていることについて「ちょっと格好悪いなっていうか心配な気持ちがあります」と率直に語っている。
絶大なインパクトとなった「息子・篤氏から父・ビートたけしへの苦言」だが、“怒りの激白”に至った背景に篤氏の「ある人物」への思いがあるのではの指摘が。
「今回、篤さんがたけしさんに苦言を呈した背景には、母・幹子さんへの慮りとともに『篤さんの恩人でもある“たけし軍団メンバー”への義侠心』があるのではとの見方もあるんですよ」と明かすのは芸能関係者だ。
その“たけし軍団メンバー”とは「浅草キッドの水道橋博士」とのこと。水道橋博士といえば18年11月から「過労による体調不良」を理由に休養し、今年4月に復帰したばかりなのだが――
同関係者が続ける。「水道橋博士の“病気”の『本当の理由』として、多くの関係者間で共通の解釈となっているのが『愛人に入れ込むあまり人が変わってしまった師匠・たけしの“変貌ぶり”に大きなショックを受けた結果』ということです。
これまで誰よりも強い“たけし愛”を公言していた博士にとって、師匠のトラブルが平静を保つことのできない苦痛であったことは想像に難くありません」
そんな水道橋博士に対して「以前から篤さんは強い恩義を感じているんですよ」と同関係者。
「北野篤氏は水道橋博士の病気に心を痛めている」
「元々、篤さんは幼少期から“殿”の子息である“若”として博士にかわいがって貰っていたのですが、彼が博報堂に入社して以降、博士は自ら度々篤さんに企画を持ち込むなど『“若”に手柄を立たせよう』と奔走していた。
そんな経緯があり、篤さんは博士の病気に非常に心を痛めているんです。今回、文春に載ったインタビュー記事『たけし長男 怒りの激白「お父さん、ダサいよ」』の裏に、少なからず『博士への義侠心』があったのではと解釈するのが自然ではないでしょうか」(同関係者)
若の言葉に殿は耳を傾けるか。
(川本みゆき)