出典:NPB.jp 日本野球機構

 2月11日、沖縄・北谷キャンプでトレーニングに励んでいた中日ドラゴンズ・松坂大輔投手が悲劇に見舞われた。この日、ランニングとバッティング練習などをこなしただけで投球練習をせずホテルに帰った松坂。

 古傷である右肩痛の再発が危惧されるなか中日球団が発表したのは「ファンによる右肩破壊」。「松坂投手は数日前、ファンと接触した際に右腕を引かれ、その後、右肩に違和感を抱えている」のだという。

 この怪我により松坂の開幕ローテーション入りは絶望的。ファンによる右肩破壊事件を受け、ネット上で松坂への同情論が噴出すると同時に、松坂を破壊したファンへの怒りが爆発。SNSでは「犯人ファンを特定しろ」といった声も出ている。

 そんななかベテランスポーツ記者は今回の事件について「非常に難しい問題」だと率直に漏らすのだ。

「今回のキャンプでは松坂が率先してファンサービスに励んでいた。当然、移動中もファンに囲まれながらのため、事故が起こる可能性は少なからず想定されていたはずです。また『ファンが右肩を破壊した』といっても『悪意はなかった』と見るのが妥当。いま最も危惧されているのはネット上で『犯人ファンの顔写真』とされる真偽不明の写真が出回っていること。こうした一般客を晒し者にする行為が横行すればプロ野球のファン離れに直結することは疑いようもありません。誰よりも松坂自身が沈静化を望んでいると思いますよ」

 松坂の回復を祈りたい。