阪神タイガースとオリックス・バファローズの日本シリーズが白熱の展開を見せるなか、来シーズンに向け他球団も着々と準備を整えている。
11月4日、福岡ソフトバンクホークスは公式X(旧Twitter)を更新。「宮崎野手組では、緑川大陸さんによるキャッチャー陣への特別講座が行われています」として、宮崎野手キャンプ第1クール最終日の同日、「キャッチングコーディネーター」として活動する緑川大陸(みどりかわ・ひろむ)さんから実技講習を受けたことを報告した。
続けて「それぞれのキャッチングの特徴に合わせてアドバイスを受けながらブラッシュアップを図ります」と綴られたホークス公式の投稿。添付された動画では緑川さんによる丁寧な指導の様子が写されている。
メッツ千賀、SB甲斐も信頼を寄せる「ビタ止め捕手」
プロが教えを請う緑川さんとはどのような人物なのか。
「緑川さんは、野球スクール『EIGHT BASEBALL ACADEMY(エイトベースボールアカデミー)』を運営する株式会社E.I.Sの代表取締役で、『キャッチャーをもっと楽しく自由に』をキャッチフレーズに指導している方です。YouTubeチャンネル『緑川大陸Hiromu Midorikawa』で公開した少年キャッチャーの成長を撮った動画は驚異の979万再生。野球ユーチューバーであるクーニンさんの草野球チームに参加し、卓抜したフレーミング技術を見せたことから、野球関係者の間で『ビタ止め捕手』として話題になりました。プロをも唸らせる野球理論により、ニューヨーク・メッツの千賀滉大やホークスの甲斐拓也の自主トレに招かれるなど、プロ・アマ問わず厚い信頼を寄せられている、まさに『プロ以上のアマ』ですね」(球界関係者)
日本球界の未来を担うスゴい人なのである。