4月24日に京セラドーム大阪で行われたプロ野球・オリックス対ロッテの試合。これまで17イニング連続でパーフェクトゲームを続けているロッテ・佐々木朗希の登板に注目が集まるなか、2回裏の二死一塁の場面で珍事が発生した。
苦笑いの佐々木朗希に詰め寄った白井一行球審
オリックスのバッター・安達了一に対し2ストライクと追い込んだ佐々木。外角いっぱいにストレートを投球したがボールと判定され、思わず苦笑いした。
この行動に怒りを露わにしたのが白井一行球審。判定に不服を示したと察し、怒気をはらんだ形相でマウンドの佐々木に詰め寄ったのだ。
「佐々木は判定に抗議したわけではなく、困惑した表情を浮かべていただけ。ピッチャーのメンタル面を破壊しかねない白井球審の威圧的な行動のほうが問題に感じました」とは試合を観戦していたスポーツライター。
一方で「トラブルのなか、佐々木とバッテリーを組む捕手・松川虎生の行動に心を揺さぶられた」という。
捕手・松川虎生の気配りに「素晴らしいの一言」
「松川は白井球審と佐々木の間に入って、笑顔で球審をなだめていた。『決して不服を示したわけではない』とも伝えていた様子です。これは佐々木のメンタルを気遣うだけでなく、しっかりと白井球審の面子を保たせる配慮。18歳の新人キャッチャーでこうした気配りができるのは素晴らしいの一言ですよ」(同ライター)
44歳の白井球審をなだめた18歳・松川に「超あっぱれ」を送りたい。
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