ガキ使「笑ってはいけない」休止は「BPOの影響」ではなく「コロナ対策」

 日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の企画として、2006年から毎年大晦日に放送されていた「絶対に笑ってはいけない」シリーズ。

 9月20日、同局は放送休止を発表。6時間生放送の新お笑い特番「絶対笑って年越したい!笑う大晦日」(仮)が放送されることを明かした。

「BPOの影響」を危惧する声

 中止発表を受けて、憶測が飛び交っていたのがBPO(放送倫理・番組向上機構)の影響。

 今年8月にBPOが「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」を審議入りの対象とすることを発表し、ハードな罰ゲームがウリの同番組の存続が危惧されていた。

「コロナ禍において【笑ってはいけない】の収録は難しいと去年つよく感じました」

 そんななかダウンタウンの松本人志が9月21日にTwitterを更新。「コロナ禍において【笑ってはいけない】の収録は難しいと去年つよく感じました。クオリティーを下げてまで番組を続けるのは楽しみにしてくれている方々に対して尻より心が痛いです。」として、番組休止は「BPO問題」でなく「コロナ対策」だと明かした。

 コロナ禍で休止を余儀なくされた「笑ってはいけない」。ネット上では15年続いた同番組を惜しむ声が広がっている。
 

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