11月16日に合成麻薬MDMAを所持していたとして警視庁に麻薬取締法違反容疑で逮捕された沢尻エリカ。12月6日には麻薬取締法違反で起訴され、同日に保釈保証金500万円を納付し保釈されたものの、いまだ事件の衝撃は広がり続けている。
沢尻の親友・片瀬那奈が「自ら薬物検査を申し出る」
なかでも「最大のとばっちり」を食らっているのが彼女の親友として知られる女優・片瀬那奈だ。沢尻の逮捕後、彼女がMCを務める番組「シューイチ」(日本テレビ系)で「悲しくて、ショックで、驚きと本当に渦巻いていて、これだけ近くにいて何も知らなかったのは本当に悲しい。何か裏切られたような気持ち。近かったからこそ言えなかったのか、私は言って欲しかったし、私は怒りたかった」と赤裸々に語ったものの、ネット上では「沢尻の薬物使用を知らなかったはずがない」として片瀬の「薬物疑惑」が噴出。片瀬自身が潔白を証明すべく所属事務所に「薬物検査」を申し出る事態にまで発展した。
映画「ヘルタースケルター」で共演した窪塚洋介も大迷惑
沢尻の事件の余波は「あの名俳優」にも――
「岡崎京子原作、蜷川実花監督の映画『ヘルタースケルター』で2012年に沢尻と共演した窪塚洋介も、沢尻の薬物使用発覚で大迷惑を被っているんですよ」と明かすのはテレビ関係者。
同関係者が沢尻と窪塚の間柄を振り返る。
「『沢尻逮捕』で窪塚にも『疑惑の目』」
「『ヘルタースケルター』の上映と同時期に文藝春秋『週刊文春』が『沢尻エリカは大麻中毒』と題した“沢尻追求キャンペーン”を展開していて、これに窪塚は『へルタースケルター公開阻止したい勢力がもがきゃもがくほど宣伝になる。気づかないんかなぁ、そういうことって色々あるよね。大事な時間の無駄使い、ずーっと馬鹿な浅はか』と沢尻を擁護するツイートをしていたんです。要はそれだけ沢尻と窪塚の信頼関係があったということなのですが、今回の『沢尻逮捕』により、窪塚にも根拠のない疑惑がかけられているんです」
どのような疑惑なのか。
「『窪塚の関与をほのめかす報道』が激増」
「『窪塚自身も沢尻と同様に違法薬物を愛好しているのでは』との疑惑です。なかでも『窪塚への疑惑』が最も露骨なのが12月4日発売の『東京スポーツ』。同紙では『沢尻エリカ容疑者と大物俳優の激ヤバ“ご乱行現場”公開!」と題し、5年前に都内のクラブのVIPルームで撮影されたとされる沢尻の『乱痴気写真』を『かつて映画賞を受賞したこともある有名俳優Xと沢尻容疑者がVIPルームではしゃいでいる様子を写した1枚』として掲載しています。
この写真で『有名俳優X』の着用している格好が『レゲエDee Jay』『卍ライン』として音楽活動を行う際に彼が着用しているタオルと全く同じで、どこからどう見ても窪塚にしか見えない。同記事でも『激ヤバ“ご乱行現場”』などといって、メディアの側から『窪塚の関与をほのめかす報道』が激増しているんですよ」と同関係者。
「何ら違法行為を行った証拠がない」
こうした報道について「読者に『窪塚も沢尻と同様のことをしている』との強烈な印象を与えてしまう“危うい傾向”ではないか」と同関係者は指摘する。
「窪塚にとって沢尻との『クラブで乱痴気騒ぎ』が事実だとしても『何ら違法行為を行った証拠がない』ことに変わらない。メディアの“煽り”に左右されず、しっかりと読者が真偽を判断する必要があります」(同関係者)
まだまだ「沢尻ショック」は収まりそうにない。
(吉田あかね)