2月13日午後4時44分、歌手の槇原敬之が一昨年4月に東京都港区内のマンションで覚醒剤を所持していたとして、警視庁に渋谷区神宮前の自宅で逮捕された。奇しくもこの日は覚醒剤取締法違反(所持・使用)の罪に問われた田代まさしの初公判直後のタイミング。
昨年11月に合成麻薬MDMA所持で逮捕された沢尻エリカに続く大物芸能人の逮捕に衝撃が広がっている。
『The Best of Listen To The Music』を発売したばかり
「デビュー30周年プロジェクト」第1弾となるカバー・ベスト・アルバム『The Best of Listen To The Music』を昨年10月23日にリリースするなど、デビュー30周年となる節目を迎えていた槇原だが、薬物による逮捕は今回で二度目。
1999年8月26日には事前に薬物使用の情報を得ていた警視庁本富士警察署から自宅の捜索を受け、覚せい剤所持の現行犯でパートナー男性とともに逮捕されている。
「2018年4月に『覚醒剤0.083グラム』と『ラッシュ』を所持していた容疑」
槇原の「二度目の逮捕」について「警察発表によると、今回の槇原の逮捕容疑は2018年4月に港区のマンションで覚醒剤0.083グラムと同3月に危険ドラッグのラッシュを所持していたというもの。これは当時、発見されていた薬物の『所有者』がその後の捜査により槇原の疑いが強まったということなんです」と解説するのは芸能記者だ。
「2018年3月16日にパートナー『オカマのキンちゃん(金太郎)』が逮捕」
さらに「こうした事件の場合、基本的に『後出し報道』となるものですが、槇原の場合は非常に珍しい『予想通り』の逮捕劇となりましたね」と同記者。
「実は槇原の所属事務所元代表である男性が2018年3月16日に港区のマンションで逮捕されていたんです。この人物は21年前に槇原とともに逮捕された『オカマのキンちゃん』『金太郎』呼ばれる彼のパートナー。さらに槇原の事務所は『キンちゃん』が逮捕される直前の同3月12日に事務所代表を解任していました。これは誰が考えても『無関係アピール』としか思えない。槇原が『キンちゃん』と同棲していることは広く知られていたため、槇原への『共同使用疑惑』が確実視されていたのです」
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「前回と比べ、復帰は厳しいものになる」
そして2020年に逮捕されてしまった槇原。
「最初に逮捕された1999年と比べ、いまは格段に『薬物問題』に対する世間の目も厳しくなっている。今回の復帰は非常に厳しいものになるでしょう」(同記者)
芸能界の薬物汚染は極めて深刻である。
(川本みゆき)