中日ドラゴンズ・松坂大輔投手を襲った悲劇が世間を騒がせている。沖縄・北谷キャンプでトレーニングに励んでいた松坂に異変が見られたのは2月11日のこと。
この日、投球練習をせずに無言でホテルに帰った松坂について中日球団は「数日前、ファンと接触した際に右腕を引かれ、その後、右肩に違和感を抱えている」と発表。あってはならない「ファンによる右肩破壊」が起こってしまったことを明かしたのだ。
その後も松坂はノースローのまま。2月17日には本拠地の名古屋に戻り個別に調整を行うこととなった。今後、開幕までに間に合わないばかりかシーズン全体を棒に振る可能性まで危惧され始めている。
そんななかご意見番としてお馴染みの張本勲氏から“議論必至”の指摘が飛び出した。17日放送の「サンデーモーニング」に出演した張本氏は「もともと悪かったんじゃないの松坂は。グっと引っ張られて、その悪さが出たんじゃないかと思うんですよ。握手とか引っ張られたぐらいでは悪くならないですよ。またなるようじゃダメでしょ」と指摘。ファンとの接触以前から松坂が故障していた可能性に触れたのだ。
張本氏の指摘にネット上では賛否が真っ二つ。「言いにくいことをよく言った」との声があがる一方「松坂を疑うのか」といった批判的な意見も出ている。
なによりも松坂の回復に期待したい。