女性ADに不適切行為…TBS「東大王」チーフディレクターの「意外すぎる評判」

「クレイジージャーニー」「消えた天才」の「やらせ騒動」に揺れるTBSでまたもやスキャンダルが飛び出した。10月10日、週刊文春オンラインが「『東大王』チーフディレクターが、女性ADへの不適切行為で“懲罰人事”」と題し、同局社員が派遣会社から来た女性ADにセクハラ行為を働いていたことが報じられたのだ。

 事件が発生したのは9月11日放送の「東大王」でロケを行ったハワイ。3月20日の放送で10連勝を達成した東大王チームに与えられた「世界修学旅行権」の一環として水上颯、伊沢拓司、鶴崎修功、鈴木光、砂川信哉が引率役のヒロミとともに8月23日から二泊三日でハワイを訪れていた。

ハワイのホテルで不適切行為に及んでいたチーフディレクター

 番組では紅一点の鈴木光が「ハワイ王」に輝き、優勝賞品のウクレレを獲得したところで幕を閉じたのだが、宿泊先のホテルで同番組チーフディレクターによる20代女性ADに対する卑劣なセクハラ行為が行われていた――

 不祥事を起こしたTBS社員について「彼は入社以来、お笑い番組に熱心に取り組んでいて、40歳を越えた現在では『バラエティのエース的存在』として活躍していました」と明かすのは古くから同社員を知るテレビ関係者だ。

一年間の就職浪人を経てTBSに

「元々、彼は早稲田大学のコントサークルの中心メンバー。小島よしおやかもめんたる、脚本家の森ハヤシらとともに学生時代からお笑いライブに励んでいたんです。『どうしてもテレビ局でバラエティ番組を作りたい』との意思が強く一年間就職浪人をしてTBSに入った。学生時代は高田馬場駅前にあった小さな本屋で真面目にバイトしていましたね」

 そんな同局社員について「目下のスタッフにも丁寧で、彼のことを悪く言う人間に一度も会ったことがない。セクハラはもちろん、他の不祥事のウワサも一切聞いたことがありませんでした」と明かす同関係者。

「ハリセンボンのふたりも『恩人』と公言する」

 「とにかく情に厚い人物で、数多くの若手芸人にテレビ出演のチャンスを与えるべく局の垣根を超えて奔走していました。以前からハリセンボンのふたりも『恩人』と公言しているんです」という。

 そんな「東大王チーフディレクター」の今後は。

「構成作家に転身して再スタートを切るかもしれない」


「いずれにしても自らが犯した愚行をしっかりと反省して、被害者に償ってからの話ですが、制作局に復帰できないとなれば、TBSを辞めてどこかの制作会社に入り直すのではと見られています。もしくは構成作家に転身して再スタートを切るかもしれない。彼の動向に注目している関係者は非常に多いですね」
(同関係者)

 愚行の代償は大きい。

(川本みゆき)

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