フィギュアスケートで五輪2連覇を達成した羽生結弦のモノマネで知られる「羽生ゆずれない」。本物にそっくりのルックスから昨年の“羽生フィーバー”の際は数多くの番組に登場し、一躍注目のモノマネ芸人となった。
そんな羽生ゆずれないにショッキングな報道が飛び出したのが昨年末のこと。12月13日発売の「週刊文春」で「小塚崇彦 “羽生芸人”と女性ホテル連れ込み」として、“本物の羽生”の盟友でもある元フィギュアスケート選手の小塚崇彦とともに女性をホテルに連れこんでいたと報じられたのだ。
報道を受けてゆずれないは自身のTwitterで「記事に書かれているような女性との関係など事実無根」と真っ向から反論。小塚とともにホテルに入った事情を「チーム小塚への参加の相談」と説明した。その一方で、ゆずれないのTwitterには「羽生結弦に申し訳ないと思わないのか」「名前を変えろ」といった抗議が殺到。国内だけでなく羽生ファンの多い中国、韓国からも批判のコメントが寄せられた。
猛批判を受けたゆずれないは今年2月16日、自身のツイッターで改名を決意したことを発表。2月24日まで新芸名の公募を行うのだというのだが――
「正直、いま以上に適した芸名が見つかると思えません」と語るのは芸能ライター。「芸名を変えても彼は羽生結弦のモノマネを続けたいはず。どんな名前にしても中途半端なイメージが付きまとうのは避けられません。さらにホテル報道の際に彼を批判していた“本物の羽生”ファンにとっては名前を変えただけで納得できるとも思えない。八方塞がりの状況です」
羽生フィーバーの恩恵から一転、思わぬ展開となった羽生ゆずれない。新芸名を「結局決められない」とならなければいいのだが。
(川本みゆき)