4月13日夜、「文春オンライン」が公開した記事「悲痛告白 欅坂46・今泉佑唯“卒業の真相”は陰湿イジメだった」が波紋を広げている。
昨年、欅坂46を卒業した今泉の家族や親友らが取材に答えた同記事。彼女が注目を浴びることを許せない「A子~E子の5人」がイジメの主犯格だといい、17年8月頃から18年に彼女が卒業するまで約1年半にわたってイジメ被害が続いたとしている。
同記事に書かれた彼女に対するイジメは「平手が築き上げた欅をお前が壊している」といった対面の罵倒をはじめ、「化粧品や靴下を隠される」「今泉だけエレベータに乗せてもらえない」「楽屋から閉め出される」など壮絶極まる内容。これらの被害を受け、彼女は心労で「心因性難聴」と診断されたという。
今回の報道を受け、ネット上ではイジメの主犯格である「A子、B子、C子、D子、E子」について「疑惑のメンバーの実名」が飛び交い“犯人探し”が加熱しているが、同時に、議論されているのが「『山口真帆暴行事件』を起こしたNGT48同様の窮地に陥るのではないか」といった危惧である。
“欅坂ファン”を自認する芸能関係者が「メンバー間の確執が山口真帆への暴行事件に発展したNGTの問題とは比べようもありませんが、一緒に活動するメンバーから危害を加えられたという点では今回の『今泉イジメ問題』も違いはありません。何よりも今泉のケアを優先した上でグループの膿を出しきるべきですよ」と語る。
「運営は今泉が納得できる対応を取ってくれるはず」
さらに「欅坂はNGTの轍を踏まないのではと思っています」と断言する同関係者。「欅坂の運営は『NGT運営の最悪の対応』を見て、何が良くなかったのかを分析しているはず。不都合なことも包み隠さず公表して、被害者となった今泉が心から納得できる対応を取ってくれると信じています」
今後の動向を注視したい。
(川本みゆき)