8月31日から9月1日にかけて放送された「24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?」(日本テレビ系)。「全国の児童養護施設に募金マラソン」に挑戦した芸人のやす子が80キロの完走を果たした。
「系列局である日本海テレビの社員による『寄付金着服事件』で放送自体が危ぶまれたほか、台風10号の影響でマラソンやイベントも大幅な変更を迫られた。今年ほど逆風に見舞われた『24時間テレビ』は初めてでしょう」と語るのはテレビ関係者だ。
それでも無事放送を終えた形の同番組だが、関係者間では「想定外の事態」に動揺が広がっているという。
「『マラソン児童養護施設募金』が4億3801万だったのですが、この金額が『あまりに少なすぎる』と衝撃が走っているんです。ある日テレ幹部によれば、いかに不祥事が影響していたとしても、番組への注目度を考えれば『最低でも8億はいく』と見ていたとのこと。番組全体の最終的な募金額は、今後判明する形ですが、過去最低となってしまうのは間違いないようです」(同関係者)
引き続き、番組の存在意義が問われそうだ。