2003年に日本中を震撼させた「早稲田大学・スーパーフリー事件」の主犯と認定され懲役14年の実刑で服役していた和田真一郎氏。最高裁で2005年に判決が確定した後、情報が途絶えていた和田氏だが、2月14日発売の「週刊新潮」で本人が「独占手記」を公開し再び注目を集めている。

 同誌では「刑期を終えた『スーフリ事件』主犯 『和田サン』懺悔録」として7ページに及ぶ和田氏の手記を掲載。冒頭では昨年6月に千葉刑務所を満期出所したという和田氏が「出所後初めて食べた食べ物」はステーキだったことや、刑務所生活では印刷工場や食事を作る工場に配属されていたという仕事内容、世界史に関する本を多く読んでいたという日々の過ごし方について淡々と記されている。

 記事の中盤以降は「事件の真相」について告白。早稲田大学に入学した1994年当時から振り返り、1998年頃から所属サークル「スーパーフリー」が後に複数の逮捕者を出す“犯罪集団”へと変貌を遂げた経緯について率直に綴る内容となっている。

 被害者に対して賠償金を支払う意思を示し「今後の生き方で示していくしかありません」と懺悔録を締めくくった和田氏だが、今後どのような人生を送っていくのか。

「今回の記事とは別に『希望する被害者女性に賠償金を支払う』という目的で、より詳細な反省手記を本として刊行する予定だと見られている」と語るのはスーパーフリー事件を発生当時から取材していたフリー記者だ。

「現在、和田氏は地方都市で仕事に就いているとのことですが、その給料だけでは多額の賠償金を捻出することはまず困難。昨年の出所後、複数の出版社から執筆依頼があったと言われていて、今年の早い時期に著書が出版されることが確実視されているんです」

 16年を経て真相告白を行った和田氏。刑期を終えた後も贖罪の日々は続く。

(川本みゆき)