「“ヒトラー株式会社”なんてない」ジャニーズ会見で取材陣から飛び出した「社名存続」批判!

 ジャニー喜多川氏の性加害問題について、9月7日午後2時から行われたジャニーズ事務所の会見。同事務所から藤島ジュリー景子社長、東山紀之、井ノ原快彦、木目田裕弁護士が参加した。

 外部特別チームによる調査報告書で性加害が認定されたことを受け、藤島社長が会見の冒頭に被害者に謝罪。自身は社長を退き、東山が新社長になると発表した。

 そんな同会見でインパクト絶大のワードが飛び出したのが、開始から30分が経った頃、作家・本間龍氏による質問だ。

「『ヒトラー株式会社』とか『スターリン株式会社』なんてない」

「ジャニーズ事務所、名前は変更がないという話で、ジャニー喜多川氏の名前でもあるが、いままで頑張ってきたタレントさんたちのひとつのまとまりというお話をいただいたのですが、正直納得できない」

「一般の人間から見ればジャニーズ事務所といえばジャニー喜多川さんの作った会社。その方が四十年、五十年、数百人、下手すれば数千人の人々を不幸のどん底に叩き落してきた。そういう状況のなかでその方の名前を今後も冠していくのはあまりにも常識はずれではないか」と述べた同氏。

 さらに「キツイ言い方をすれば『ヒトラー株式会社』とか『スターリン株式会社』なんてないわけですよね。それに匹敵する犯罪を犯したというご自覚が足りないのではないか」と指摘した。

 ジャニーズ会見で飛び出した「ヒトラー株式会社」「スターリン株式会社」の例え。社名存続への批判は高まっている。

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