浦和レッズ、フェイエノールトなどで活躍し、日本を代表するサッカープレーヤーとして知られる北海道コンサドーレ札幌の小野伸二。1998年のフランスワールドカップでは18歳272日で出場を果たし、日本代表史上最年少のワールドカップ出場記録の持ち主だ。
そんな小野に関して度々話題となるのが、名前が「伸二」だけに次男と思われがちだが「実は次男じゃない」とのエピソード。10人兄妹の6番目の子であり、男の子のなかでは5番目だという。
小野伸二のお母さんが牧伸二の大ファンだった
では、なぜ「伸二」なのか――
「かつて小野選手自身がインタビューで名前の由来について語った話によると、彼のお母さんがウクレレ漫談の巨匠・牧伸二の大ファンとのことなんです。牧といえば、1961年にリリースしたボヤキ漫談『やんなっちゃった節』が大ヒット。1963年からはテレビ朝日の前身であるNETテレビの番組『大正テレビ寄席』の司会として人気を集めました。小野選手が生まれた1979年は、日劇で『牧伸二ショー』をやっていた頃ですね」(芸能記者)
当時の牧の人気ぶりが分かるファンタジスタの「命名秘話」であった。