6月26日に第一話が放送されたTBS系日曜劇場「オールドルーキー」。同番組の初回視聴率は11.2%(ニホンモニター調べ・関東)と判明した。
綾野剛演じる引退した元プロサッカー選手がスポーツマネージメント会社で奮闘する姿を描く同作。初回放送では横浜流星がドイツで活躍するサッカー選手・矢崎十志也として登場するサプライズが話題となった。
「どの局でも夏ドラマは7月スタートが通例で、6月に初回を迎える『オールドルーキー』には『視聴者への周知が不足して数字が取れないのでは』との見方もあった。二桁スタートにTBS関係者は胸をなでおろしているはずですよ」と語るのはテレビ関係者。
二桁スタートの背景には“意外な宣伝効果”も。
「このところ主演の綾野は、暴露系ユーチューバーの『ガーシー』こと東谷義和氏から『淫行問題』を追及されている。スポンサーへの抗議の動きも強まっていて、業界内では彼の芸能活動を危惧する声が出ていますが、綾野に対する一連の『ガーシー砲』もドラマにとっては宣伝効果となったのは間違いありません」(同関係者)
思わぬ「ガーシー砲」効果であった。
(大倉さとみ)