10月31日に投開票が行われる第49回衆院選。小選挙区と比例代表の全465議席を争い、各候補者が熾烈な選挙戦を繰り広げている。
今回の選挙で宮城5区から出馬する注目の候補者が元タレントの森下千里氏。
「芸能人カレー部」の副部長
2001年の「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した彼女は、2002年に「仮面ライダー龍騎」(テレビ朝日系)で女優デビュー。大のカレー好きとしても知られ「芸能人カレー部」の副部長を務めている。
自民党の公認候補として立憲民主党・安住淳氏に挑む森下氏だが、ネット上で話題となっているのが「一文字違いの超有名人」の存在だ。
「森高千里が政治家に転身したと誤認」
「森下氏が出馬を表明した際、歌手の森高千里が政治家に転身したと誤認するコメントがネットに溢れかえりました」と語るのはワイドショースタッフ。
そんななか選挙管理委員会が「投票で『森高千里』と書いた場合は森下千里氏の書き誤りとはみなされず無効になる」とコメントを出したことが注目を集めている。
「森下氏のことをイメージして、ついウッカリ『森高千里』と書いてしまう有権者もいないとは限らない。彼女にとっては不利な決定ですが、選管がそう判断せざるを得ない決定的な理由もあるんです」と同スタッフ。
「『森高と誤認する可能性』を排除する判断」
決定的な理由とは。
「そもそもの知名度を考えると、森下氏よりも森高のほうが遥かに上ということが決定的。『森高と誤認する可能性』を排除する判断だといえます。2005年の総選挙に広島6区で出馬したホリエモンこと堀江貴文氏について『「ドラえもん」と書いた投稿は無効』とされたのと同様ですね」(同スタッフ)
やむを得ない判断であった。
(田川ジュンペイ)