元フジテレビアナウンサーで現在は兵庫県の善教寺で住職を務める松倉悦郎アナ(結城思聞氏)が2月11日、器物損壊の疑いで逮捕された。松倉アナの逮捕容疑となったのは同日午後1時前、市内の駐車場で、他人の乗用車のボンネットに鍵で長さ約30センチの傷をつけた行為。このところ近隣地域では約50台の車に傷がつけられる器物損壊事件が相次いでいたという。
妻の実家の寺を継ぐためにフジに在職していた1993年に本願寺派の僧侶養成学校「中央仏教学院」の通信制教育に入学し、翌年会得したという松倉アナ。故・逸見政孝アナと同期入社だったことでも知られ、スポーツ中継の名手として活躍。「小川宏ショー」や「プロ野球ニュース」など人気番組を担当していた。
そんな松倉アナの突然の逮捕だが、彼に何が会ったのか――
彼を知るテレビ関係者が緊急証言する。「松倉アナはユーモラスかつ本当に人柄のいい方。2002年にフジを退社し、住職になられてからも人脈を活かした『サロン・ド・アミダ』という著名人を集めたイベントを行い、テレビ業界の人間から非常に慕われていたので今回の事件はあまりに衝撃的です。事件を起こした理由と関連性があるかはわかりませんが、以前から松倉アナが『ストレスを抱えていた』という話は聞こえていました」
松倉アナのストレスとは何なのか。
「地元の環境問題です。数年前から産廃最終処分場を巡る建設反対運動に参加するほど環境問題のことに熱心で、最近では姫路駅前の再開発に頭を悩ませていたと聞きました。そうしたことで日頃からストレスを溜め込んでいたのかもしれません」
元人気アナによる驚きの事件。続報を待ちたい。
(川本みゆき)