鳩山由紀夫「マスク100万枚を中国に寄贈」で「日本は見殺しか」の声!
出典:鳩山由紀夫オフィシャルホームページ

 鳩山由紀夫元首相による「善意の行動」が波紋を呼んでいる。日本でも新型肺炎・コロナウイルスの感染者が日増しに増加し、全国で「マスク不足」が深刻な問題となっているなか「マスク100万枚を中国に寄贈した」と発表したのだ。

鳩山由紀夫元首相が「マスク100万枚を中国に寄贈」と報告

 2月16日、自身のツイッターを更新した鳩山氏。「私は日中友好継承発展会という団体の代表として、ある企業の応援をいただき、中国の対外友好協会に百万個のマスクを送ることができた」と、民間企業の協力により中国にマスクを送ったことを報告した。

 さらに「中国の人口からすれば微々たるものだが、有効に活用されることを期待したい」と思いを綴った鳩山氏は「なお、この結果日本のマスクの流通に影響が出ることはないのでご安心下さい」と断言。

「日本の市場に出ることのない製品」「マスクの流通に影響はない」

 続くツイートでも「中国に送るマスクは日本の市場に出ることのない製品ですので、送ることによって日本のみなさんには影響はありませんので、どうぞご安心ください」と日本のマスク不足を助長する可能性を重ねて否定した。

 鳩山氏が明かした「マスク100万枚を中国に寄贈」について「どう考えてもあり得ない判断。もともとネット上でアンチの多い鳩山氏ですが、今回ばかりはアンチ層のみならず『新型肺炎パニック』の真っ只中にある日本中の怒りを買って『過去最大級の大炎上』に発展しかねない愚行です。早速ネット上では『日本は見殺しか』と怒りの声が上がっていますね」と怒りを込めて指摘するのは全国紙記者だ。

 その背景には「鳩山氏の詭弁」があるという。

「『日本見殺し』『中国優先』の姿勢を再認識」

「鳩山氏は『日本のマスクの流通に影響はない』『日本の市場に出ることのない製品』と繰り返していますが、そんなことは本質的な問題ではない。入手経路はともかく、貴重なマスクが手に入るのなら『マスク不足が深刻化している日本の医療機関に寄贈するべき』と考えるのが日本の元総理としては当然です。仮に日本で使うに値しないマスクというのならば、そんなものを中国に送ってはいけない。ただ単に鳩山氏はパニックに便乗して『日本見殺し』『中国優先』の姿勢をアピールしただけと見られても仕方ありません」(同記者)

 怒りの声は鳩山氏の耳に届くだろうか。

(島田徹)

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