今年に入り有名芸能人の相次ぐ逮捕に芸能界が揺れている。発端となったのは2月1日にマッサージ店従業員に対する強制性交の疑いで逮捕された俳優の新井浩文だ。

新井の逮捕に先立ち実話誌「実話ナックルズ」は昨年10月の段階で「『アウトレイジ』出演俳優が強姦で逮捕か」と題した記事を掲載。同4月に「人気情報番組『ZIP!』出演者に未成年アイドル食い疑惑」として元TOKIO・山口達也の事件発覚を“予告”していたことに続き新井の逮捕を的中させた。

新井の過去の出演作が配信停止に至っただけでなく、ムロツヨシのツイッターが“新井擁護”の非難を受けて炎上するなど、芸能界に多大な波紋を広げた新井の逮捕だが、さらなる衝撃が走ったのが3月13日に報じられたピエール瀧の「コカイン使用」による逮捕。

電気グルーヴのメンバーとして90年代前半からカリスマ的に人気を誇ったミュージシャンにして、バラエティ番組では常連中の常連だった瀧。近年は数多くの大作に出演する個性派俳優として活躍しており、放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」でも主人公の金栗四三が頼りにする足袋屋の店主・黒坂辛作という極めて重要な役割で出演していたのだ。

瀧の逮捕により関係各所は大パニック。NHKでは「いだてん」の瀧の出演部分をカットすることを決め、俳優・三宅弘城を代役に。ディズニー映画「アナと雪の女王」が瀧が務めていた「オラフ役」の声優の差し替えを発表したほか、瀧の出演していた“木村拓哉主演”のゲームソフト「JUDGE EYES:死神の遺言 」は出荷停止を決定した。

両者の逮捕が芸能界を震撼させているなか、ここにきて大きな話題となっているのが芸能界から「さらなる逮捕者」が出る可能性だ。3月27日に東京スポーツが「警視庁組対5課が狙う薬物芸能人は『紅白出場歌姫』」と題した記事を掲載。

記事内では警察関係者の話として「NHK紅白歌合戦の“常連”だった歌姫」に薬物での逮捕の可能性があると指摘。同様に「かねて疑惑のある大物男性ミュージシャンや、奇行がたびたび目撃されている主演級女優の名前」も摘発リストに挙がっていると明かしている。

さらに4月1日発売の「週刊アサヒ芸能」も「ピエール瀧逮捕で終わらない 捜査員が秘かに追う『薬物芸能人』リスト」と題した記事を掲載するなど、各媒体による「イニシャル報道」が加熱しているのである。

「当分の間、この動きは沈静化しそうにありませんね」と証言するのはベテラン芸能記者だ。「薬物以外でも様々な容疑で逮捕の可能性が囁かれている芸能人が何人もいる。新井と瀧の逮捕は今後の『芸能人摘発ラッシュ』の一部に過ぎないかもしれません」

一体どういった芸能人の名前が挙がっているのか――

「最も注目されているのは『昨年末にガサ入れを受けていた』と2月末発売の『実話ナックルズ』が報じた『大物ミュージシャンK』です。

記事では『過去に女性アーティストのHとコラボ』『私生活で金銭トラブル』『週刊誌にスキャンダルが報じられ、活動休止に』といった“決定的なヒント”が散りばめられていて、誰もが『ああ、あの人か』と推測できるようになっている。ナックルズがよほどの確証を得て書いているのが分かります」と同記者。

にわかには信じられない大物芸能人が続く。

「3月28日の日刊ゲンダイは『歌姫H』『奇行で知られる俳優K』『大麻で逮捕歴のある男性歌手N』『元五輪メダリストK』『アイドルグループ出身のA』らに薬物疑惑がかけられていると報じていますが、薬物使用の噂でいえば『芸能人夫婦で知られるH』や『お笑い芸人K』にも根強く囁かれている。

またDV疑惑が根強い『人気俳優I』は業界関係者の間でも『今後も起用して大丈夫なのか』と危険視されるようになった。一体、どこまで捜査のメスが入るのか目が離せません」

芸能界全体に自浄作用が求められている。

(川本みゆき)