かつて「新日本プロレス」「UWF」「リングス」で活躍し「格闘王」と称された伝説のプロレスラー・前田日明。2008年に立ち上げた「THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)」では格闘技を通じて「不良少年の更生」の場を作るなど、プロデューサーとしても手腕を発揮。
2014年9月7日放送のテレビ朝日系「シルシルミシルさんデー 2時間スペシャル」では「気弱な人が超怖い人にドッキリを仕掛けたらどうなるのか?」としてハライチの澤部佑にドッキリを仕掛けられるなどバラエティ番組でも活躍している。
そんな前田を巡り「ある番組で彼の口から飛び出した『何気ない発言』が独り歩きしていて『どのような意図で言ったのか』と真意を気にする動きが“プロレス好きテレビ業界人”の間であるんですよ」と語るのはテレビ関係者だ。
「頑張って長与千種にスープレックスをしました」
どのような発言が話題となっているのか。
「スカパーの『FIGHTING TV サムライ(サムライTV)』で放送されていた『VERSUS』というトーク番組があるのですが、この番組で“藤原組長”こと藤原喜明と対談した際に前田が『おれは頑張って長与千種にスープレックスをしましたからね』と漏らしたというんです」
長与といえば1984年ライオネス飛鳥と結成したタッグチーム「クラッシュギャルズ」で一大ブームを巻き起こした超人気女子プロレスラー。「クラッシュギャルズ」として発売したレコードが大ヒットしたほか「毎度おさわがせします」(TBS系)に度々出演するなど芸能界でも大人気となった。果たして「スープレックス」とは――
「藤原組長の“引いている反応”を見るに、前田が『長与と男女の仲だった』との意味で言ったのではないかと見方が有力です。一方で『前田が長与を“鉄拳制裁”したのでは』『単に思わせぶりな言葉遊びでは』といった説も根強い。いずれにせよ真相は本人たちしか知り得ないのですが……」
憶測を呼ぶ「スープレックス」発言であった。
(金子純)