中尾彬さんが心不全で死去…「ねじねじを200本処分」の終活
中尾 彬 | Talent | 古舘プロジェクト

 5月22日、バラエティ番組でも活躍した俳優・中尾彬さんが同16日に心不全で死去していたことが分かった。81歳。すでに葬儀告別式は妻の女優・池波志乃ら近親者で営まれたという。

 1961年に武蔵野美術大学油絵科に入学し、同年「日活第5期ニューフェイス」に合格した中尾さん。1964年の日活映画「月曜日のユカ」で芸能界デビューを果たした。

「本陣殺人事件」「ミンボーの女」「アウトレイジビヨンド」などに出演

 俳優業では1975年に映画「本陣殺人事件」で演じた金田一耕助役が脚光。その後も「ゴジラ」シリーズや「ミンボーの女」、「アウトレイジビヨンド」など多数の映画に出演した。また、ドラマ「暴れん坊将軍」「炎立つ」「秀吉」など、地上波ドラマでも人気俳優として活躍した。

鍋料理「中尾鍋」を考案

私生活では1970年に女優の茅島成美と結婚。1975年に離婚した後、1978年に池波と再婚している。食通としても知られ、白菜と豚バラを使った鍋料理「中尾鍋」を考案。ガリガリ君などのお菓子も好んだ。晩年は「終活」を積極的に実施。2018年、スポーツ紙のインタビューで、トレードマークの「ねじねじ」を200本処分したと明かし、話題となった。

 

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