6月7日発売の「FRIDAY」が「宮迫博之ほか吉本興業人気芸人が犯罪集団に『闇営業』」と題して報じた「闇営業問題」が波紋を広げ続けている。14年末、振り込め詐欺グループのパーティーにカラテカ・入江慎也の仲介で、宮迫のほかロンドンブーツ1号2号・田村亮、レイザーラモンHGらが出席したという同問題。
第一報の後、宮迫が詐欺グループの人物に対し「『アメトーーク!』の観覧に招待する」と語りかける映像までが公開されるなど、収束の兆しは見えていない。
そんななか、同問題を巡りテレビ業界で話題となっているのが、宮迫の冠番組であるテレビ朝日系「アメトーーク!」の動向である。
テレビ関係者が語る。「宮迫の闇営業問題発覚後、テレ朝は『アメトーーク!の放送内容に影響はない』と断言していたのですが、ここにきて風向きが変わってきた。その最たるものが6月13日放送回の“スポンサー降板”なんですよ」
この日の放送は飯豊まりえをゲストに迎え、ケンドーコバヤシ、博多華丸、ブルゾンちえみらが出演した「豆腐大好き芸人」特集。番組内容に変化はなかったが、CMに異変が見られたという。
「三井住友銀行側から『騒動が収まるまで広告を出さない』」
「これまで『アメトーーク!』のスポンサーだった三井住友銀行のCMがなくなっていたんです。代わりにACジャパンのCMばかり流れていた。広告代理店の人間いわく『三井住友銀行側から「騒動が収まるまで広告を出さない」との通告があったとのことですが、その背景に“反社会的勢力との交際”だけでない『深刻すぎる理由』があったと言われているんです」
三井住友銀行が「アメトーーク!」から広告を引き上げた「深刻すぎる理由」とは。
「振り込め詐欺グループから闇営業のギャラが振り込まれた「カラテカ入江の口座」が三井住友銀行のものだったと専らのウワサなんです。いずれにしてもCM引き上げは妥当ですよ」
他のスポンサーの動向を注視したい。
(川本みゆき)