尾上武史容疑者 “オレオレ詐欺”俳優の「芸能活動の全貌」とは
出典:尾上武史 REDDuDu(@camereoncity18)さん Twitter

 新宿区に住む女性から現金1500万円を騙し取った疑いで逮捕された男の身柄確保時の映像が話題になっている。

 2月26日、日本テレビ系「ストレイトニュース」では「ウソの電話で現金詐取か “受け子の男” 身柄確保の瞬間」として飲食店従業員の尾上武史容疑者(22)が警察官に逮捕される瞬間の映像を放送。
 
 現金の受け渡し場所近くに現れた尾上容疑者は、事前に待ち伏せしていた警察官の制止に応じずに数百メートルも移動。パトカーのサイレンが聞こえてきた際、ようやく観念したのか大声をあげて号泣する姿が映像に収められている。

 逮捕時の号泣で注目を集める尾上容疑者だが、一部で大きな話題となっているのが「芸能活動」だ。本人のものとみられるツイッターアカウントには「俳優、オノエタケシ、FYB」と自己紹介。「伝説になりたい」とのメッセージも添えられている。

 一体、“逮捕時号泣”で注目を浴びた尾上容疑者はどのような芸能活動を送っていたのか。「決して売れっ子俳優というわけではありませんが、演劇界で話題の作品に出演している将来有望な役者のひとり。昨年は劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が書いた自伝小説『さよなら鹿ハウス』の舞台化作品に出演し、NHK大河ドラマ『西郷どん』で西郷吉二郎役を演じた渡部豪太とも共演しています」(芸能関係者)

 人気バラエティ番組の出演経験もあった。

「尾上容疑者は大阪芸術大学放送学科声優コースに在籍していた当時、2016年3月放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に芸名『れっどどぅどぅ』としてVTR出演し、奇抜なファッションを披露していました。活動の拠点としていた大阪・アメリカ村ではちょっとした有名人だったようです。その後、徐々に役者として頭角を現していた尾上容疑者ですが、今回の事件により芸能人として世に出ることは極めて困難となりました」(前出の関係者)

 犯罪に手を染めた代償は果てしなく大きい。

(渋田勝)

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