3月13日0時過ぎ、突如として飛び込んできた衝撃的なピエール瀧の「コカインでの逮捕」。詳報が待たれている段階だが、実はこのところ瀧の薬物疑惑を巡り、一部関係者の間では「Xデー間近」と囁かれていた。
瀧の疑惑がメディアで報じられたのは3月6日付けの東京スポーツ。この日の東スポは「捜査当局マーク『薬物、DV、詐欺』大物芸能人3人」と題し、「大河ドラマ出演俳優B」に違法薬物使用の疑惑があると報じていた。この記事では捜査関係者のコメントとして「NHK大河ドラマにも出演した現役バリバリの俳優」と記載されていたのだ。
瀧といえば2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で溝渕広之丞役を務めたほか、2014年の「軍師官兵衛」でも蜂須賀小六役、現在放送中の「いだてん〜東京オリムピック噺〜」では黒坂辛作役を務めるなどまさに「バリバリの大河俳優」。
東スポの記事では「映画やドラマでは確固たるポジションを築いている中堅俳優A」が「交際女性へのDV(ドメスティック・バイオレンス)で逮捕間近」だと報道。Aについて「どこか危険なにおいが漂う俳優」「十数年前にも女性へのDV癖が噂になった」と“ヒント”を残しているのだ。
さらには歌番組、バラエティ、スポーツ番組でマルチな活動を見せている「人気アイドルC」も逮捕者リストに入っていると記した同紙。シルエットによるとCは男性アイドルと見られ「反社会的勢力と組んで詐欺話まで加担している」と極めて衝撃的な証言が紹介されている。
東スポの報道が現実のものとなってしまったピエール瀧の逮捕。放送中の「いだてん」を筆頭に芸能界に与える影響は凄まじい。
(川本みゆき)