照れ屋な少女が10年で240回のオーディションを突破し、今やNetflix作品でヌードにも挑む。恒松祐里の変貌は、ただの子役の成功譚ではない。
基本プロフィール
| フリガナ | つねまつ ゆり |
|---|---|
| 生年月日 | 1998年10月9日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 158.5cm |
| 血液型 | B型 |
| 所属事務所 | アミューズ |
| ジャンル | 女優 |
生い立ち・デビューまでの経緯
照れ屋な少女が、たった7歳で240回ものオーディションを潜り抜けた。それが恒松祐里の女優人生の始まりだった。
東京都で生まれた彼女は、幼い頃から人前に立つことが苦手な内気な性格だったという。心配した両親がきっかけを作り、アミューズとパルコの合同オーディションに挑戦。見事合格を勝ち取る。2005年、『瑠璃の島』での子役デビューは、その照れ屋な性格を覆すかのような、確かな存在感を放つものだった。
その後は、10年間で約240回という驚異的なオーディション数をこなし、役を掴み続ける。2015年、『5→9〜私に恋したお坊さん〜』では、当初志望した役ではなく、主人公の妹・桜庭寧々役で合格。月9デビューを果たす。その翌年には大河ドラマ『真田丸』で時代劇に初挑戦し、着実にキャリアの幅を広げていった。
オーディションの数だけ、彼女の引き出しは増えていった。2021年、Netflix『全裸監督』シーズン2での体当たりの演技は、子役時代のイメージを一蹴するような強烈なインパクトを観る者に与えた。7歳のあの日、オーディション会場のドアを開けた瞬間から、彼女の挑戦は止まることを知らない。
ブレイクのきっかけ・代表作
照れ屋な性格を直すために始めた芸能活動が、やがて240回を超えるオーディションの日々を生み出す。恒松祐里の女優人生は、まさに「継続は力なり」の証明と言えるだろう。
彼女の転機は、2015年の月9ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』だった。当初は別の役を目指して臨んだオーディションで、主人公の妹・桜庭寧々役に抜擢される。このチャンスをものにした演技が、一気に彼女の存在を広く知らしめたのだ。
そして2021年、Netflix『全裸監督』シーズン2での体当たり演技が、新たな衝撃を与えた。ヌードにも挑戦する覚悟の演技は、子役から続けてきた「可愛い」だけではない、女優としての芯の強さを世間に印象付けることになる。同じ年の朝ドラ『おかえりモネ』では、主人公の親友として6年ぶりの連続テレビ小説出演を果たし、その幅広い役柄への適応力を改めて証明した。
2022年の映画『きさらぎ駅』で映画初主演を飾るに至り、彼女はもはや「期待の若手」の域を脱している。幼少期から積み重ねてきた経験が、今、確かな表現力として花開いている瞬間だ。次に彼女がどんな役で驚かせるのか、目が離せない女優の一人である。
出演作品
| 公開・放送開始年 | 作品名 |
|---|---|
| 2026 | テミスの不確かな法廷 |
| 2025 | ひと夏の共犯者 |
| 2025 | ひとりでしにたい |
| 2025 | きさらぎ駅 Re: |
| 2025 | 裏社員。-スパイやらせてもろてます‐ |
| 2024 | わたしの宝物 |
| 2024 | 私の死体を探してください。 |
| 2024 | 世にも奇妙な物語 '24夏の特別編 |
| 2024 | ハザカイキ |
| 2024 | コットンテール |
| 2023 | ミワさんなりすます |
| 2023 | Gメン |
| 2023 | 御手洗家、炎上する |
| 2023 | 舞台「パラサイト」 |
| 2023 | ながたんと青と -いちかの料理帖- |
| 2023 | ビハインドオーケストラ |
| 2023 | リバーサルオーケストラ |
| 2022 | ガンニバル |
| 2022 | ザ・トラベルナース |
| 2022 | ザ・ウェルキン |
| 2022 | きさらぎ駅 |
| 2021 | ほんとにあった怖い話 2021特別編 |
| 2021 | JAM ―the drama― |
| 2021 | 泣くな研修医 |
| 2020 | 今際の国のアリス |
| 2020 | スパイの妻 |
| 2020 | 酔うと化け物になる父がつらい |
| 2020 | シグナル100 |
| 2020 | 女子高生の無駄づかい |
| 2019 | 殺さない彼と死なない彼女 |
人物エピソード・逸話
照れ屋な少女が10年で240回のオーディションを突破した。その先に待っていたのは、ヌードにも挑む覚悟の演技だった。
恒松祐里のキャリアは、幼少期の内気な性格を心配した両親の行動から始まる。彼女が7歳の時に受けたアミューズのオーディション合格が、すべての出発点である。子役としてデビューした後、彼女を待ち受けていたのは驚異的なオーディションラッシュだった。10年間で実に約240回。この数字が物語るのは、才能だけではなく、並外れた努力と忍耐力に他ならない。
その努力が実ったのが、2015年の月9ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』への出演である。興味深いのは、彼女が当初オーディションを受けたのは別の役だったという点だ。しかしスタッフは彼女の魅力を主人公の妹役にこそふさわしいと判断し、結果として月9デビューを果たすことになる。チャンスは予期せぬ形で訪れるものだ。
彼女の転機は2020年に訪れた。映画『凪待ち』での演技が評価され、おおさかシネマフェスティバルで新人女優賞を受賞する。この受賞は、子役から大人の女優へと確実に階段を上り始めた証と言えるだろう。しかし、彼女の本当の覚悟を示したのは、その翌年のNetflix『全裸監督』シーズン2への出演である。ヒロイン役でヌードを披露した体当たりの演技は、もはやかつての照れ屋少女の面影はない。
意外な一面は、彼女が明石家さんまから高く評価されていることだ。『FNS27時間テレビ』の企画で、当時14歳の恒松を「ラブメイト10」の第6位に選んださんまの慧眼が光る。さらに写真家の篠山紀信からも評価を受けるなど、その魅力は業界の重鎮たちをも惹きつけてやまない。
240回の挑戦の先で、彼女はついに主演の座を掴み取った。子役時代から積み重ねた経験が、今、確かな輝きを放ち始めている。