9月17日、モッツ出版社長の高須基仁(たかす もとじ)氏が肺がんにより都内の病院で死去した。71歳。90年代前半から“脱がせ屋”の異名を持つ出版プロデューサーとして多数の写真集をプロデュースしてきた高須氏。
2001年にスタートしたリアリティ番組「マネーの虎」(日本テレビ系)では「社長」として出演。厳しくも的確なコメントで注目を集めた。
生前の高須氏と親交のあった週刊誌記者は「いわゆる『激情型』タイプの人でありながら、ダンディズムに貫かれた優しさも持ち合わせていた。島田陽子、野村沙知代、藤田朋子らの写真集をプロデュースし“脱がせ屋”として名を馳せたが、こうした大物芸能人を籠絡するテクニックは後にも先にも高須氏がナンバーワン。稀代の『人たらし』でした」と振り返る。
葬儀と告別式は家族のみで行われる。