ビートたけしが1997年10月の放送スタートから26年間、ナビゲーターを務めてきたフジテレビ系「奇跡体験!アンビリバボー」を3月6日放送の2時間スペシャルを最後に降板する。
2月20日、フジテレビはビートたけしと同番組5代目MCの剛力彩芽の降板を発表。剛力は2012年10月から5代目MCとして約11年半出演していた。
4月からはバナナマンが継続してスタジオメンバーを担当する「アンビリーバボー」だが、なぜ“番組の顔”であるビートたけしの降板に至ったのか。
「たけしのギャラは1収録で約300万円」
「高額ギャラがネックとなってしまった」と語るのはテレビ関係者。「たけしさんは1収録で300万円程度のギャラだったのですが、近年の視聴率低迷にともない局側が大幅な値下げを交渉。これにたけしさんは難色を示し、決裂してしまったんです。フジとしては苦渋の決断だったようです」 剛力の降板は想定内だったという。「彼女は2020年にオスカープロモーションを退所し、個人事務所である株式会社ショートカットを立ち上げました。オスカー時代はフジテレビと事務所との関係性から起用継続の方針が続いていたものの、とりわけ数字を持っているわけでもない剛力を使う理由が少なくなってしまったというわけです。たけしさんが降板するリニューアルのタイミングで穏便に卒業という形になりました」(同関係者)
新体制での再浮上なるか。 (桑田ケンイチ)
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