5月18日、東京都目黒区の自宅で、意識がもうろうとした状態で発見された歌舞伎俳優の市川猿之助。
別の部屋で見つかった両親の市川段四郎さんと喜熨斗延子さんはともに死亡しており、警察の調べに対して猿之助は「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」と話しているという。
当日朝に「NEWSポストセブン」が「【スクープ】市川猿之助が共演者やスタッフに“過剰な性的スキンシップ”のセクハラ・パワハラ『拒否した途端に外された』」と題した記事を配信した直後の悲報。
事件の詳細な経緯については捜査の進展が待たれるところだが、報道陣の間で大きく注目されているのが「俳優Xへの遺書」の存在だ
「猿之助さんが残した遺書には、非常に親しい関係にあった『俳優X』に『遺産を相続させてあげてほしい』と書かれていました。ここで疑問なのが、なぜ両親へのメッセージを差し置いて『俳優X』に向けた文章だったかということ。この遺書に事件解明に近づく『重大な謎』が秘められているのは間違いありません」(ワイドショー関係者)
当代一の歌舞伎俳優が見舞われた悲劇。事件解明の行方を注視したい。
(大倉さとみ)