埼玉県川口市周辺で地元住民とのトラブルが深刻化している「クルド人問題」。歴史的背景から「国を持たない最大の民族」と呼ばれるクルド人だが、日本には約2000人が移住しているとされる。
「治安」と「人権」を巡りクルド人問題の議論が加熱
今年3月には、トルコ生まれ日本育ちの在日クルド人が川口市内で女子中学生に暴行した容疑で逮捕される事件が発生。同市での「治安」と「人権」を巡り、いまや日本中の議論の的となっている。
こうしたなか、インフルエンサーとしても知られる「青汁王子」こと起業家の三崎優太氏が、5月6日に自身のX(旧Twitter)で「川口クルド人問題」について言及。3万以上のいいねを獲得している。
「日本で暮らすなら、日本の法律やルールを守るのが当たり前」
「川口市でのクルド人問題で、結婚式を駐車場でやったり、見境なしのナンパなどトラブルが急増してる」と綴った三崎氏。さらに「日本で暮らすなら、日本の法律やルールを守るのが当たり前だろ。不法滞在とか犯罪だし、法律を守れない人は速やかに強制送還されるべき。差別じゃなくて、日本にいる以上は秩序を守れ」と厳しく指摘した。
「あくまでもトラブルを起こしているのは一部のクルド人ですが、その行為があまりに目に余るため川口の住民の間でクルド人そのものへの猛反発が生じている。一方、入管施設への収容を一時的に解かれた仮放免中のクルド人が無保険だったため、インフルエンザの治療で1.5倍の治療費を課されたという『東京新聞』が5月7日に掲載した記事も人権派を中心に課題として拡散されている。『クルド人問題』は解決に時間のかかる非常に根深い問題です」(報道番組ディレクター)
まだまだ解決の糸口は見えない。
(篠田一平)