12月9日、本サイトでも「恵比寿『テキーラ一気飲み事件』メディアへの不信感が高まる理由」と題して報じた「テキーラ一気飲みチャレンジ」により20歳の女性が急死した問題。
当初は「M氏」として実名が伏せられていたが、その後「女性にテキーラを飲ませた人物」として浮上したのは起業家・光本勇介氏だった。
斬新なウェブサービスの開発で知られるIT界の寵児
即時買い取りアプリ「CASH」、後払い旅行サービス「TRAVEL Now」など、斬新なウェブサービスを開発したことで知られ、2019年には有名編集者・幻冬舎・箕輪厚介氏の編集で「実験思考 世の中、すべては実験」を刊行。堀江貴文氏との親交も伝えられるIT界の寵児である。
「恵比寿の飲食店における件について」と題した文章を発表
ネット上で行動への批判が高まるなか、同13日夜、光本氏は自身の公式サイトで「恵比寿の飲食店における件について」と題した文章を発表した。
「私は、2020年11月27日の深夜に、知人数名と共に、恵比寿にある接待を伴う飲食店を利用させていただきました。そして、私共が退店した後、接客についていただいた女性が、亡くなられるという出来事がございました」と説明した光本氏。
「女性からの申出に対して、軽率にも了承してしまいました」
「接客についていただいた際、女性から、15分以内にテキーラのボトルを空ければ賞金を渡すというゲームに挑戦したいとの申出をいただきました。私は、過去にもこのゲームを行ったことがあり、その際、場の雰囲気が盛り上がったことから、今回、女性からの申出に対して、軽率にも了承してしまいました」と「テキーラ一気飲みチャレンジ」が女性側からの発案であったことを明かした。
「多大なご迷惑をおかけしてしまった」
さらに光本氏は「女性がどのような理由・原因で亡くなられたのかについて正確な情報は把握できておりません」としながらも「いずれにせよ私の軽率な判断と行動も一端となってこのような事態を招いたこと」について「女性やそのご家族、ご親族、ご友人の皆様にとって取り返しのつかない結果を招いてしまったこと、お店や関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしてしまった」と反省の思いを綴った。