過去最悪ともいわれる日韓関係のなか、最大のキーマンである韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領。
2017年5月に第19代大統領に就任して以降、朝鮮半島の南北統一を目指し北朝鮮への支援を本格化。一方で、日本に対しては強硬姿勢で望んでいる。
関心を集める「ご結婚延期問題」
唐突に話変わって、日本国内の重大関心事となっているのが秋篠宮文仁親王第1女子である眞子内親王の「ご結婚延期問題」。
韓国でムン・ジェインが大統領に就任したのと同じ2017年5月、眞子内親王に国際基督教大学の同級生だった小室圭さんとの結婚準備が報じられたものの、その後、同年12月に「週刊女性」が「秋篠宮家はご存知か! 眞子さまの婚約者・小室圭さん母『400万円』借金トラブル」との記事を掲載した「借金トラブル」により結婚は延期。
小室さんは2018年8月に渡米し、現在はニューヨークのフォーダム大学で国際弁護士を目指している。
そんな「ムン・ジェイン大統領」と「小室圭さん」。一見、何の関係もない二人に「不思議な接点」が。
「Newsweek日本版」で並列して語られた「ムン大統領と小室さん」
「12月10日発売の『Newsweek日本版』の記事のなかで『ムン・ジェインと小室圭』が並列して語られる興味深い場面があったんですよ」と語るのは雑誌編集者だ。
その記事は「進撃のYahoo!」と題してヤフー・ジャパンの内実を綴った特集でノンフィクションライターの石戸諭氏によるもの。
「文在寅と見出しに入れると3倍読まれます」
「ムン・ジェイン」「小室圭さん」「ヤフー・ジャパン」とますます無関係に思えてくるが――
「この記事のなかで、ヤフーニュースの担当者がアクセスアップのコツを指南するため配信メディアの人間を呼び出して『最近の読まれるキーワードは「小室圭」と「文在寅」。「文在寅と見出しに入れると3倍読まれます」』と伝えているとの描写があるんです。要は『ムン・ジェインと小室圭』が現在の国内ネットユーザーの関心のど真ん中ということなんですよ」
ネットニュースで目にしない日はない両者ゆえの接点であった。
(大倉さとみ)