仁藤夢乃さん、「日経電子版」広告について「女を馬鹿にしすぎ」と指摘
日経電子版

 10代の女性向けシェルター・シェアハウスを運営する一般社団法人Colabo(コラボ)の代表理事を務める仁藤夢乃さん。

「難民高校生: 絶望社会を生き抜く『私たち』のリアル」や「当たり前の日常を手に入れるために:性搾取社会を生きる私」などの著作で知られ、SNSでも現代社会の抱える問題について積極的な発言を続けている。

 そんな仁藤さんは1月24日午前、自身のツイッターを更新。日経電子版が展開している広告の画像を引用する形で、シビアな指摘を投げかけた。

 女性モデルの横に「『すごい』と「やばい』だけで乗り切れなくなってきた。」、男性モデルの横に「忙しいを言い訳に、この年まで来てしまった。」とコピーが記された同広告。

 仁藤さんはツイートで「日経のミソジニー広告」と切り出し、「『すご〜い!やば〜い!』と言わせて喜んできたのはおやじ達。女を下に見ていてまともに話せる相手じゃないから、そうやってあしらって生き延びてきた女たちに、若い女性じゃなくなったからもういらない、と言うおやじの宣言広告。女を馬鹿にしすぎ」と指摘した。

 このツイートはまたたく間に拡散。ツイッター上で同広告の是非を巡る議論に発展している。

(下山めぐみ)

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