12年ぶりとなる「時効警察」シリーズの最新作として10月11日にスタートしたテレビ朝日系ドラマ「時効警察はじめました」。根強いファンを持つ同作で、オダギリジョーや麻生久美子らオリジナルキャストとともに今作から奮闘しているのが吉岡里帆だ。
「『旧メンバーにフィットできるのか』との危惧があった」
今回、「時効警察」に“加入”した吉岡について「人気作の新メンバーということから、当初は『旧メンバーにフィットできるのか』という強い危惧がありましたし、ネット上も『場違い』『イメージに合わない』といった批判的な意見が多く見られました」と語るのはテレビ関係者。
そうしてスタートした同作で「中盤に差し掛かろうとしている現在、業界内では彼女の評価がうなぎのぼり。元々あった作品の空気にマッチした熱演で『見事に下馬評を覆した』と評判なんですよ」と明かすのだ。
『よくぞここまで仕上げた』との声
好評の背景には、彼女が披露する「新境地の演技」があるという。
「なかでも話題となったのが11月8日に放送された第4話。この回では2018年に大ヒットした映画『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)のパロディで『ロマンティックを止めるな』なるゾンビ映画の撮影に吉岡が参加するシーンがあったのですが、彼女の『ゾンビ役』の完成度の高さが大好評。ゾンビについては“本職”の映画関係者からも『よくぞここまで仕上げた』との称賛が寄せられているんです」
「今後も“ゾンビ女優”として活動してほしい」
そんな吉岡について「業界内では『完全に新境地を開拓した』との声が飛び交っている。とりわけ『ゾンビ役』のインパクトの強さはすさまじく、早くも『今後も“ゾンビ女優”として活動してほしい』との声まで上がっています」と同関係者。
ゾンビ役で評価急上昇の吉岡であった。
(大倉さとみ)