5月11日、北方領土である国後島を「ビザなし訪問」で訪れた際、泥酔して「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか?反対ですか?」などと団長の大塚小彌太氏に詰め寄っていたことが発覚し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員。
その際、丸山議員は禁止されている外出を試みたため、事務局スタッフや政府関係者ともみ合いになったという。
丸山議員に対し、6月4日、与野党は直ちに進退を判断するよう促す「糾弾決議案」を共同提出することで合意。政治家生命の危機に立たされている。
そんな丸山議員についてテレビ業界から気になる証言が。
「次の衆院解散と同時に議員バッジを失いかねない状況の丸山議員について、結構な数のテレビ関係者が関心を示しているんですよ」とは在京キー局社員だ。
「今回の騒動の真相を番組内でしっかり説明して貰えないかとオファーを送っている局もある。また“あるジャンル”に関しては彼を巡って『まもなく争奪戦が起きるのでは』と見られています」
丸山議員に熱視線を送る“あるジャンル”とは。
「“数字”が取れそうな丸山議員に『コメンテーター転身』を期待する番組関係者は少なくない」
「『コメンテーター起用』を目論むワイドショーです。スキャンダルで政界を去った後、TBS系『サンデー・ジャポン』のコメンテーターとして公の場に戻ってきた元衆議院議員の宮崎謙介氏のように、話題性から数字が取れそうな丸山議員にも『毒舌コメンテーター転身』を期待している番組関係者は少なくありません」
さらには「丸山議員は舌鋒鋭い話術に加えて爽やかな外見もテレビ向き。仮に彼がコメンテーター転身を果たした場合、現在の推定年収2000万円をはるかに超える『年収倍増もあり得るのでは』と予測する向きまでありますね」と同社員は語るのだ。
テレビ業界と丸山議員、双方の思惑が一致する日は来るか――
(川本みゆき)