彼女の笑顔は、単なる「可愛い」を超えた武器だ。頬に浮かぶえくぼとともに、ファッション誌の表紙から連続ドラマの主演までをわずか数年で手中に収めた横田真悠。その軌跡は、グラビアアイドルの枠を軽々と飛び越えていく。
基本プロフィール
| フリガナ | よこた まゆう |
|---|---|
| 生年月日 | 1999年6月30日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 168cm |
| 血液型 | O型 |
| 所属事務所 | エイジアクロス |
| ジャンル | 女優、モデル |
ミスセブンティーンから女優への助走
15歳の夏、彼女は「ミスセブンティーン」の頂点に立った。横田真悠の人生を変えた瞬間だ。当時はまだ無名の少女に過ぎなかったが、その笑顔と透明感は審査員の心を鷲掴みにした。グランプリ受賞は、憧れの雑誌『Seventeen』の専属モデルへの切符を意味していた。
しかし、華やかな表紙の裏側には、並々ならぬ努力が隠されている。モデルとしてのキャリアを積みながら、彼女は次なるステージを模索し続けた。そして2019年、衝撃的なドラマ『3年A組』で女優デビューを果たす。菅田将暉演じる教師に教えられる生徒役で、その存在感は早くも業界関係者の目を引いた。
モデルと女優、二つの顔を併せ持つ彼女の転機は2020年に訪れる。『Seventeen』専属モデルを卒業すると同時に、新天地『non-no』へと移籍。さらにYouTubeチャンネルを開設し、自らの言葉でファンと繋がる道も切り拓いた。まさにマルチな才能が花開く年となったわけだ。
「広い心をもって、感謝の気持ちを忘れない」――これが彼女の座右の銘である。生い立ちからデビューまで、その歩みは決して平坦ではなかったが、常に前を向き続けた結果が今の横田真悠を作り上げたと言えるだろう。
菅田将暉との共演が生んだ転機
あの笑顔の裏に隠された覚悟を知っているだろうか。頬のえくぼが印象的な横田真悠のブレイクは、一つの「卒業」から始まったと言えるかもしれない。2014年、『ミスセブンティーン』グランプリという華やかなスタートを切り、同誌の看板モデルとして活躍してきた彼女だが、2020年、その肩書を自ら手放す決断を下す。それは単なるモデル活動の終わりではなく、新たな地平へ飛び立つための助走だったのだ。
彼女の転機となったのは、2019年のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』での女優デビューである。菅田将暉ら実力派がひしめく緊張感あふれる現場で、一学生役を演じた経験は、彼女に大きな刺激を与えたに違いない。そして翌年、『病室で念仏を唱えないでください』と『ホームルーム』という二つの連続ドラマに並行して出演。医療ドラマと学園ドラマという異なるジャンルをこなすことで、その演技の幅を確実に広げていった。
しかし、彼女の真骨頂は、やはりあの屈託のない笑顔と、どんな環境にも順応するしなやかさだろう。『Seventeen』卒業後は『non-no』専属モデルとしてファッション誌の第一線に立ち、さらに「出川ガール」としてバラエティ番組でも存在感を発揮。YouTuberとしても自らの日常を切り取り、多角的に魅力を発信し続けている。代表作としては、地上波連続ドラマ初主演を果たした『コンビニ★ヒーローズ』が挙げられる。明るく前向きなコンビニ店員役は、彼女の持ち味が存分に生かされた作品だ。
モデル、女優、タレント。肩書を増やすごとにその可能性を拡張し、今や若手女性タレントのなかでもひときわ輝きを放つ存在となった。飽き性を自認するその性格が、逆に次々と新たな挑戦へと駆り立てる原動力になっているのかもしれない。
出演作品
| 公開・放送開始年 | 作品名 |
|---|---|
| 2026 | SAKAMOTO DAYS |
| 2025 | 推しの殺人 |
| 2025 | 隣のステラ |
| 2025 | 隣のステラに願いを込めて |
| 2025 | アンサンブル |
| 2024 | ハスリンボーイ |
| 2024 | 西園寺さんは家事をしない |
| 2024 | 言えない秘密 |
| 2024 | 余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 |
| 2024 | マルス-ゼロの革命- |
| 2023 | 鯨の骨 |
| 2023 | 藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ |
| 2023 | 夕暮れに、手をつなぐ |
| 2022 | 瑠璃も玻璃も照らせば光る |
| 2022 | 炎上シンデレラ |
| 2022 | コンビニ★ヒーローズ ~あなたのSOS、いただきました!!~ |
| 2022 | カラダ探し |
| 2022 | トモダチゲームR4 |
| 2022 | 明日、私は誰かのカノジョ |
| 2022 | 君が落とした青空 |
| 2021 | SDGsミニドラマ |
| 2021 | DIVOC-12 |
| 2021 | どうせもう逃げられない |
| 2021 | セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記 |
| 2021 | いとみち |
| 2021 | 息をひそめて |
| 2021 | ホットママ |
| 2021 | 夢中さ、きみに。 |
| 2021 | Petto |
| 2020 | 世にも奇妙な物語 '20秋の特別編 |
FC東京サポーターとイェリの友情
「ミスセブンティーン」の栄冠は、彼女の全てを決めたわけではない。横田真悠が芸能界に足を踏み入れたきっかけは、2014年にグランプリに輝いたあのコンテストに違いない。しかし、彼女の真骨頂は、その先にある多岐にわたる活動の幅広さだ。モデルとして『Seventeen』から『non-no』へと舞台を移し、女優としても着実にキャリアを重ねている。2022年には『コンビニ★ヒーローズ』で地上波連続ドラマ初主演を果たし、その存在感をさらに強めた。
読者が知らない横田真悠の意外な側面は、何と言っても熱狂的なサッカーファンであることだろう。FC東京の応援番組にレギュラー出演した経験を持つほどで、趣味の欄に「サッカー観戦」とあるのは単なる趣味の一つではない。ピッチ上の戦術や選手の動きにも詳しい、筋金入りのサポーターなのである。また、同じ1999年生まれという縁で親交を深めたRed Velvetのイェリとは、プライベートでディズニーランドやお花見に行く仲。K-POP好きが高じて国際的な友情が生まれたエピソードは、彼女の自然体で人を惹きつける魅力を物語っている。
そんなオフの一面とは裏腹に、仕事への姿勢は真摯そのものだ。女優としての評価を確かなものにし、2023年には第6回スニーカーベストドレッサー賞の女優部門を受賞。普段は頬のえくぼがチャームポイントの愛らしい笑顔を見せるが、カメラの前では凛とした表情もこなす二面性が、彼女の可能性を無限に広げていると言える。モデル、女優、タレント、YouTuberと、飽き性を自認する短所を逆手に取ったかのようなマルチな活動が、これからもさらなる飛躍を約束している。