母親が勝った一票が、日本のエンタメ界にスーパースターを生んだ。小学5年生の時、勝手に送られた履歴書が運命を変え、中島裕翔はジャニーズ事務所の扉を叩いた。アイドルグループHey! Say! JUMPのメンバーとしてデビューを果たした彼は、やがてその類稀なるスタイルと真摯な役者魂で、新たな道を切り拓いていく。

基本プロフィール

フリガナ なかじま ゆうと
生年月日 1993年8月10日
出身地 東京都町田市
身長 180cm
血液型 A型
所属事務所 ジャニーズ事務所(2004年 - 2023年)・SMILE-UP.(2023年 - 2024年)・STARTO ENTERTAINMENT(2024年 - )
ジャンル 俳優、タレント、ファッションモデル

生い立ち・デビューまでの経緯

母親の一つの行動が、彼の人生を大きく変えた。小学5年生の時、母が勝手に送った履歴書がきっかけでジャニーズ事務所の扉を叩いた中島裕翔。10歳という幼さで芸能界に足を踏み入れた瞬間だ。

当初はダンスのレッスンについていくので精一杯だったという。しかし、その類い稀な身体能力と真摯な姿勢が周囲の目を引き、やがてTap Kidsのリーダーとして頭角を現す。2007年、13歳の春に結成された期間限定ユニット「Hey! Say! 7」への抜擢は、彼にとって初めての大きな転機となった。

そして同年秋、運命のグループ「Hey! Say! JUMP」が誕生する。14歳でメジャーデビューを果たした彼は、アイドルとしての輝きを放ちながらも、常に次のステージを見据えていた。

ブレイクのきっかけ・代表作

母親が勝手に送った履歴書が、すべての始まりだった。10歳でジャニーズ事務所に入所した中島裕翔は、長身と端正なルックスを武器にHey! Say! JUMPの一員として人気を博す。しかし、彼の真のブレイクは、アイドルの枠を超えて「役者」としての評価が確立した2014年の『水球ヤンキース』での単独初主演にあったと言えるだろう。水球部のキャプテンを熱演し、肉体美と繊細な感情表現を見せつけたのだ。

その後も、『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』で社会の荒波に揉まれる新卒社員を、『ピンクとグレー』では芸能界の光と影を生きる青年を演じ、その役柄への没入度の高さで注目を集める。彼の魅力は、与えられた環境で必死に努力し、自らを進化させ続けるところにある。ファッションに無関心だった少年が雑誌モデルをきっかけにベストジーニスト殿堂入りを果たし、英語を独学で習得して国際舞台に立つ。ピアノ未経験ながらドラマで吹き替えなしの演奏を披露するなど、その貪欲な姿勢が、俳優としての幅を確実に広げてきたのだ。

出演作品

公開・放送開始年 作品名
2026 森 英恵 Butterfly beyond
2026 シリウスの反証
2025 ゴールドサンセット
2025 秘密〜THE TOP SECRET〜
2025 366⽇
2024 いたジャン!
2023 Hey! Say! JUMP 15th Anniversary LIVE TOUR 2022-2023
2023 #マンホール
2023 大奥
2022 純愛ディソナンス
2022 しずかちゃんとパパ
2020 Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2019-2020 PARADE
2020 僕はどこから
2019 Hey! Say! JUMP LIVE TOUR SENSE or LOVE
2018 SUITS/スーツ
2017 母になる
2017 僕らのごはんは明日で待ってる
2016 HOPE~期待ゼロの新入社員~
2016 99.9 -刑事専門弁護士-
2016 ピンクとグレー
2016 刑事バレリーノ
2015 いただきハイジャンプ
2015 デート~恋とはどんなものかしら~
2014 水球ヤンキース
2014 弱くても勝てます
2013 半沢直樹
2012 理想の息子
2010 Hey! Say! JUMP - Hey! Say! 2010 TEN JUMP
2009 Hey! Say! JUMP - Hey!Say!Jump-ing Tour ’08-’09
2008 スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜

人物エピソード・逸話

母親の一存で履歴書が送られた。それが中島裕翔の芸能界入りのすべての始まりだった。

10歳でジャニーズ事務所に入所し、Hey! Say! JUMPのメンバーとしてトップアイドルへの階段を駆け上がった彼だが、意外にもファッションには全く興味がなかった。母親が買ってきた服を何の疑問もなく着る日々。しかし、『FINEBOYS』のレギュラーモデルに抜擢されたことをきっかけに、意識は一変する。自ら雑誌を研究し、トレンドを貪欲に吸収。その努力が実り、2017年から3年連続で「ベストジーニスト」一般選出部門男性1位に輝き、見事殿堂入りを果たしたのだ。あのスタイルは天性のものではなく、努力で磨き上げた賜物なのである。

その努力家ぶりはファッションだけにとどまらない。ピアノ未経験ながら、ドラマ『純愛ディソナンス』では吹き替えなしで演奏シーンに挑戦。2018年からは独学で英語を習得し、ベルリン国際映画祭では堂々の英語スピーチを披露した。海外進出への強い意志が窺える一幕だ。

趣味の領域でもその探究心は留まるところを知らない。特筆すべきはカメラ愛で、所持台数はなんと27台。保管用の防湿庫を個人で用意するほどで、写真連載を持つほどの腕前である。ドラムや乗馬など、多岐にわたる趣味の幅は、彼の内に秘めた尽きせぬ好奇心を物語っている。

アイドルとして頂点を極めながら、俳優としても着実にキャリアを積み上げてきた中島裕翔。2025年のグループ卒業は、新たな飛躍への決意表明に他ならない。ソロとして、世界を視野に入れた彼の次の一手から目が離せない。

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