嵐の二宮和也と元フリーアナウンサー・伊藤綾子の結婚が日本中で話題となっている。11月12日に二宮はファンクラブサイトで結婚についてのコメントを掲載。
「嵐の一員として人生の半分以上を過して参りましたが、ここで一人の男としてケジメと決断をし、今日ファンの皆様にご報告させていただきました」と直筆で綴っている。
「ほとんどの報道機関が伊藤を『一般人扱い』」
同13日には、ワイドナショーだけでなくニュース番組でも大きく取り上げられている両者の結婚。
そんななかネット上でも「違和感がある」と指摘されているのが、伊藤に関する「マスコミの扱い方」だ。「二宮和也さんが一般女性と結婚したことを12日公表しました」と報じたNHKをはじめテレビ、新聞、ネットニュースのほとんどが伊藤を「一般人扱い」。
秋田放送を経てフリーアナとなり日本テレビ系「news every.」でキャスターを務めた経歴を紹介している媒体でも「元フリーアナのIさん」との表記に留まっている。
なぜこうした奇妙な報道が行われているのか――
「マスコミ各社に『報道拒否』の通告」
「結婚を間近に控えた今年10月中頃から伊藤の代理人弁護士からマスコミ各社に対して『報道拒否』の通告があったんですよ」と明かすのはメディア関係者だ。
「2018年3月に所属事務所のセントフォースを退所していることを理由に、彼女の実名報道や写真の不使用を求める内容で、守られない場合は法的措置に出ると記されていた。これが非常に厳しい文面だったため、普段から散々ゴシップを書き飛ばしているネットニュース編集部でも『本当に訴えられかねない』として『伊藤綾子ネタの自粛』が記者に言い渡されていました。業界内では『完全にマスコミ潰しだ』と話題になっていたんです」
「伊藤の『マスコミ潰し』に一定の効果」
「マスコミ潰し」を講じた伊藤について「これぐらいしなければ仕方がなかったのでしょう」と理解を示す同関係者。
「二宮との交際が発覚して以降、伊藤は『匂わせ彼女』として激しいバッシングにさらされていました。その上、結婚するとなれば女性誌をはじめとする媒体で『さらに激しい批判記事』が続々と書かれることは目に見えている。実際、各メディアを眺めてみても通告の効果が出ているかと思います」
やむにやまれぬ策であった。
(川本みゆき)