唐澤貴洋弁護士「『ミヤネ屋』コメンテーター就任説」の背景とは
出典:NHK大阪放送局 公式ツイッター

 5月20日放送の「逆転人生『世界最大級のネット炎上』」(NHK総合)の出演を契機に弁護士の唐澤貴洋氏に注目が集まっている。

 2010年の弁護士登録後、「ネットに強い弁護士」として知られていた唐澤弁護士だが、2012年に請け負ったネット掲示板を巡る案件で大炎上。

 これまでネット上100万回を超える「殺害予告」を受けたほか、自室のポストにカッターナイフの刃が入った封筒を入れられる、墓石にスプレーで落書きを入れられるされるなど、無数の被害に巻き込まれる事態となった。

 自身の炎上体験をもとに昨年から「炎上弁護士 なぜ僕が100万回の殺害予告を受けることになったのか」(日本実業出版社)、「そのツイート炎上します! 100万回の殺害予告を受けた弁護士が教える危機管理」(カンゼン)と2冊の本を上梓している唐澤弁護士。

 今回の番組以前にも「クローズアップ現代+」(NHK)、「AbemaPrime」(AbemaTV)に出演し、メディア露出を増やしているなか、テレビ業界では気になる噂が囁かれている。

「最近、民放各局が唐澤さんに『ワイドショーのコメンテーター』として熱視線を送っているんですよ」と明かすのはキー局関係者だ。

「おそらく地方ローカルを含めると10番組以上から唐澤さんにオファーが届いているはず。最近は『「ミヤネ屋」(読売テレビ制作)に唐澤さんがレギュラーコメンテーターとして就任する可能性が大きい』といった話を聞きました」

「唐澤弁護士には番組サイドが喉から手が出るほど欲しい『強み』がある」

 各局から引っ張りだこの唐澤弁護士だが、その背景に「番組サイドが喉から手が出るほど欲しい『強み』を持っているんです」と同関係者は指摘する。

「法律の専門家として事件についてコメントできるだけなく、このところ社会問題化している『バイトテロ』など“炎上弁護士”ならではの視点で語って貰うことができる。そうした強みを踏まえつつ、さらに唐澤さんをキャスティングする絶大なメリットは『絶大なネット知名度』を持っていること。番組にとって“数字”を期待できる人物なんです」

 今後、テレビで唐澤弁護士を見る機会が急増しそうだ。

(川本みゆき)

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