「もっとやりたい!」小学6年生の大友花恋が母に放ったその一言が、すべての始まりだった。一度きりの約束で受けたオーディションが、彼女を芸能界へと導く。今や女優、モデル、そして初の著書を発表するなど、その活動は多岐にわたる。しかし、彼女の魅力の根源は、あの「もっとやりたい!」という純粋な欲求を、25歳になった今も失っていないことにあるのかもしれない。
基本プロフィール
| フリガナ | おおとも かれん |
|---|---|
| 生年月日 | 1999年10月9日 |
| 出身地 | 群馬県高崎市 |
| 身長 | 162cm |
| 血液型 | A型 |
| 所属事務所 | 研音 |
| ジャンル | 女優、ファッションモデル、タレント |
小学6年生の「一度きり」オーディション
「一度きりだからね」。小学6年生の大友花恋は、母との約束を胸に、たった一つのオーディションに臨んだ。雑誌の読者モデルに憧れ、自ら応募した彼女の「もっとやりたい!」という純粋な思いが、運命の扉を開けることになる。
そのオーディションで研音の門を叩いた彼女は、見事合格を勝ち取る。2012年、12歳での女優デビューは、ドラマ『結婚同窓会』での中学時代の役柄だった。しかし、その直後に地上波連続ドラマ『悪夢ちゃん』への出演が決まり、幼さの中に秘めた表現力が業界の注目を集め始めるのだ。
そして2013年、彼女の才能はさらなる飛躍を遂げる。応募総数6,478通という狭き門を突破し、憧れの雑誌『Seventeen』の専属モデルに輝いたのである。女優とモデル、二つの道を歩み始めた14歳の少女は、まさに「花」が開き始める瞬間を迎えたのだった。
6478通から「ミスセブンティーン」の栄冠
「衝撃を受けた」と語ったのは、自身のWikipediaの記述がわずか2項目しかなかった時だ。しかし、その悔しさをバネに、大友花恋は自らのキャリアを確実に、そして華やかに彩っていくことになる。
彼女のブレイクのきっかけは、2013年の「ミスセブンティーン」グランプリ受賞に遡る。応募総数6478通の中から選ばれたこの栄冠は、彼女を一気に若者文化の中心へと押し上げた。『Seventeen』専属モデルとしての8年間は歴代最長。その間、彼女は単なる「可愛いモデル」の枠を超え、自ら短編小説を執筆する「ハナコイノベル」の連載を持つなど、内面から滲み出る知性と表現力で読者を魅了し続けたのだ。
女優としての転機は、2015年の月9ドラマ『恋仲』へのレギュラー出演だろう。清純でどこか芯の強さを感じる役柄は、彼女の持ち味を見事に引き出した。そして2019年、配信ドラマ『いつか、眠りにつく日』で連続ドラマ初主演を果たす。書道5段、読書家という教養豊かな背景が、役作りの深みに確実に活かされている。
2024年、『Seventeen』卒業後は『MORE』専属モデルへと移行。少女から大人の女性へ、その歩みは止まらない。広いおでこがチャームポイントの笑顔の裏側には、自ら学級委員に立候補する積極性と、「もっとやりたい!」という貪欲な向上心が潜んでいる。大友花恋の魅力は、等身大の青春を突き抜け、さらなる高みへと羽ばたこうとするその姿勢そのものなのだ。
出演作品
| 公開・放送開始年 | 作品名 |
|---|---|
| 2026 | あざとかわいいワタシが優勝 |
| 2026 | THE FLOOR |
| 2026 | 教場 Reunion |
| 2026 | 教場 Requiem |
| 2026 | 未来のムスコ |
| 2025 | 娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか? |
| 2025 | 119エマージェンシーコール |
| 2023 | ハイエナ |
| 2023 | 爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ |
| 2023 | フィクサー |
| 2023 | パパとなっちゃんのお弁当 |
| 2022 | 正しい恋の始めかた |
| 2022 | 散歩時間~その日を待ちながら~ |
| 2022 | 永遠の昨日 |
| 2022 | ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022 |
| 2022 | 金田一少年の事件簿 |
| 2022 | トークサバイバー! |
| 2022 | 星から来たあなた |
| 2022 | 失恋めし |
| 2021 | あなたの番です 劇場版 |
| 2021 | 初情事まであと1時間 |
| 2021 | ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜 |
| 2021 | ひとりで飲めるもん! |
| 2021 | 生きるとか死ぬとか父親とか |
| 2021 | マイルノビッチ |
| 2021 | 西荻窪 三ツ星洋酒堂 |
| 2020 | あのコの夢を見たんです。 |
| 2020 | おカネの切れ目が恋のはじまり |
| 2020 | 妖怪人間ベラ〜Episode 0〜 |
| 2020 | 痛快TV スカッとジャパン |
書道5段、読書家、そして「ハナコイノベル」
「ハナコイ」の名は、彼女の魅力を一言で表すにはあまりにも惜しい。
大友花恋が芸能界に足を踏み入れたのは、小学6年生の時の「もっとやりたい!」という一言がきっかけだった。たった一度きりの約束で受けたオーディションで研音の扉を叩き、6478通の中から「ミスセブンティーン2013」のグランプリに輝く。その華々しいスタートは、彼女の内に秘めた覚悟の表れに違いない。
しかし、彼女の真骨頂は「女優」という枠に収まらない。自身のInstagramで「#ハナコイ図書室」と題して愛読書を紹介するほどの読書家であり、書道5段の腕前を持つ。さらには『Seventeen』で「ハナコイノベル」と題した自作小説を連載し、ついに2025年には初の著書『ハナコイノベル。』を上梓した。芸能活動と並行して「書くこと」への情熱を育んできたのである。
そんな知性派ぶりが光る一方で、彼女には意外な一面もある。中学時代には自ら手を挙げて学級委員を務め、同僚モデルの水谷果穂からは役作りの相談を受けるなど、周囲からの信頼は厚い。ブログ「かれんな花」が「BLOG of the year 2016」で優秀賞を受賞したのも、そんな等身大の魅力が読者の心を捉えたからだろう。
モデルとして『Seventeen』最長の8年間を務め上げ、現在は『MORE』の専属として新たなステージに立つ。女優としても連続ドラマ初主演を果たし、着実にキャリアを重ねている。広いおでこがチャームポイントの少女は、いつしか「表現者」としての多彩な顔を見せ始めているのだ。