チョコレート×スパイスの新提案
イベントではショコラティエの土屋公二氏が考案したレシピを、速水がその場で再現。牛乳とチョコレートにシナモンと胡椒、さらに少量の塩を加えるという手法に「胡椒を入れるんですね。面白い」と目を見開き、「シナモンの香りが広がって胡椒で締まる。少し塩が入るだけでこんなに深い味わいになるとは。勉強になります」とコメントした。
続いて「Bar 石の華」の石垣忍氏、「memento mori」などを手がける南雲主于三氏が、それぞれ独自のチョコレートカクテルを披露。エスプレッソを合わせたカクテルには「すっきりしているのにチョコの香りが立つ」と感想を述べ、豆乳とごま油を使ったレシピには「ごま油がドリンクに使えるとは新発見」と目を丸くした。
「モコテル」に登壇者も太鼓判
最後に速水は自身のオリジナルレシピ案として、八角やレモングラス、唐辛子などを使った“エキゾチックな一杯”を構想。「料理ではスパイスやハーブをよく使う。フレッシュチリをトッピングしても面白いと思う」と語り、商品名を問われると「モコテル」と即答し、登壇者からも太鼓判を押されていた。
書籍とBARでも“飲むチョコ”が広がる
イベントでは、明治が制作した書籍『Chocolate;THE Drink』も紹介された。チョコレートマニアが考案したレシピに加え、全国のバーテンダーが参加したコンテストで選出された19のレシピを掲載。掲載ドリンクが実際に提供されるBARも一部存在し、主催者は「広がりの第一歩にしたい」と語った。
書籍は11月初旬発売で、オンライン書店や全国の書店で順次取り扱い予定。チョコレートドリンクメーカーとのセット販売も行われる。
