オリエンタルラジオ・中田敦彦による「松本人志批判」の波紋が広がっている。
5月29日、中田は自身のYouTubeチャンネルで「【松本人志への提言】審査員という権力」なる動画を公開。ダウンタウン・松本人志が多くの賞レースで審査員を努めていることから、お笑い界の権力が松本に集中していると持論を展開した。
中田敦彦「松本人志批判」に反論が噴出
これを受け、堀江貴文氏や茂木健一郎氏らから同調する反応もあったものの、お笑い芸人の間では反論が噴出。動画内で霜降り明星・粗品の名前を出したことから、霜降り明星・せいやは「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田」とツイッターに投稿。上沼恵美子は6月4日放送「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)で「いっぺんやってみ審査員!」と中田を一喝した。
6月8日、中田は相方・藤森慎吾とオンライン会議をする模様の動画を「オリラジ会議【松本人志氏提言事件後】」と題して公開。松本による「2人だけで話せばいいじゃん。連絡待ってる!」との“和解案”を「仲良くなることに意味があるわけではない」と拒絶する意向を示した。
「中田の心証が一気に悪くなる動画がネット上に流出している」
こうした状況のなか「中田の心証が一気に悪くなる動画がネット上に流出している」(テレビ関係者)のだという。
「おそらくオンラインサロンの会員向けに公開されたなかで、中田が『大御所がちょっとでも弱ったらボコボコにしてやる』との発言をしているんです。約2分間にわたり『マジで冗談じゃねえぞって思ってるから。20年ぐらい上の先輩全員ボコボコだよ』などと偽悪的な口ぶりでまくし立てている。いわゆる『切り抜き動画』なのですが『本来の意図と違う』との言い逃れはできません」
「『卑怯者の烙印』を押されるのは避けられない」
さらにこの動画ので中田は「俺が天下を取ったらプログレスに入ってない人全員外様。ボコボコにします」と自身のオンラインサロンに絡めても「ボコボコ発言」。数えきれないほど「ボコボコ」を連呼したのだった。
「さすがに『大御所が弱ったらボコボコにしてやる』は誰が聞いても印象が悪い。普通の感覚なら、相手が元気なうちに正々堂々勝負すべきと思うはず。中田としてはギャグのつもりで口にしたのでしょうが、世間から『卑怯者の烙印』を押されるのは避けられないでしょう」(同関係者)
これも策士・中田の戦略か――