スポーツニッポンによる「加藤紗里への謝罪記事」が一部で話題となっている。2月21日、同紙ウェブサイトでが「加藤紗里さんに関する記事についてのおわび」と題した記事を「スポーツニッポン新聞社デジタル編集部」の署名付きで配信したのだ。
「『恋人』とすべきところを『元夫』と誤り配信」
同サイトで2月18日に掲載された加藤に関する記事について「加藤さんが更新したインスタグラムの内容を記事にしたものですが、『恋人』とすべきところを『元夫』と誤り配信してしまいました」と説明。
「記事作成時の確認が不十分でした。加藤さんおよび関係者の皆様にご迷惑をかけてしまったことをおわび申し上げます。今後は掲載前の確認を徹底致します。あらためて、大変申し訳ありませんでした」と念入りに謝罪している。
「ウチの媒体でもウッカリ間違いかねない」
スポニチの謝罪について「ウチの媒体でもウッカリ間違いかねない『背筋が凍る勘違い』ですね」と語るのは別のスポーツ紙関係者だ。
問題に発展したのは「加藤紗里 元夫への“罵詈雑言やめて”呼び掛け『メンタルがもたない』」と題された記事。誤りの指摘を受け「加藤紗里 恋人への“罵詈雑言やめて”呼び掛け『メンタルがもたない』」と修正した後、現在では削除されている。
【写真をみる】「スポニチ謝罪記事」の発端となった加藤紗里のインスタ投稿
「名誉毀損に直結しかねない深刻な間違い」
「加藤のインスタ投稿をソースに記事化した内容なのですが、そもそも加藤の書き方が『反省しろとか自粛しろとか罵詈雑言が紗里だけでなく相手にも殺到しています』『今現在もう相手も2人してメンタルがもたないです』と『相手』が誰なのか明記していない。“離婚後妊娠発覚騒動”で話題となった元夫と早合点してしまいがちなのも分かりますが、『名誉毀損に直結しかねない深刻な間違い』なだけに記者としては絶対に犯してはいけないミスです」
さらに同関係者は「そもそも加藤紗里に関心の薄い記者がインスタだけ見て書いているからこういうことになる」と根本的な問題を指摘するのだ。
「インスタ文字起こし記事」全盛期ならではのミスであった。
(大倉さとみ)