スタンダップコメディアンとして世界で活躍するぜんじろうのツイッターに注目が集まっている。なかでも脚光を浴びているのが、違法薬物所持で逮捕・起訴された電気グルーヴ・ピエール瀧を巡る報道に対するツイートだ。
4月5日、フジテレビ系「バイキング」で「ピエール瀧問題」に際し“ギャグツイート”を連発している石野卓球に苦言を呈したことを紹介するスポニチアネックスの記事を引用し「連帯責任で謝罪さそうとするマスコミの正義の名を借りた商売」とツイートしたぜんじろう。
さらには「東国原氏の “社会人として大丈夫なのか” 発言ですが、麻薬の不祥事くらいで、ここまで騒いで、叩いて、ましてや容疑者でもないメンバーのツイートの中身をあげつらって、正義面でこんなに叩いて商売してる番組を平気でやってるほうが “社会人として大丈夫なのか?”」と切れ味鋭いツイートを続け、Twitter上で賛同が相次いでいるのだ。
そんなぜんじろうについて「このところテレビ業界でも続々と彼のファンが増えているんですよ」と明かすのはテレビ関係者である。
「ぜんじろうはタレント同士の“忖度”を無視して発言できる」
「出演者が坂上忍に無理やり同調させられている『バイキング』をはじめ、昨今は『閉塞感のある番組』ばかり。そんななか、タレント同士の“忖度”を無視して発言できる稀有な存在がぜんじろうさんなんです。今後、コメンテーターとしてさらに活躍していただいて『新たなご意見番になってほしい』という声も業界内で上がっています」
ぜんじろうの「忖度しない発言」に耳を傾けたい。
(徳島優里)