0歳から芸能界に身を置き、今や舞台とドラマを股にかけるベテラン俳優・山本耕史。その名を一躍世に知らしめたのは、あの国民的ドラマ『ひとつ屋根の下』の車椅子の青年だった。しかし、彼の真骨頂は、10歳でデビューした舞台にある。ブロードウェイミュージカル『RENT』での衝撃が、彼を「世界を見る俳優」へと変貌させたのだ。そして、三谷幸喜に見出され、NHK大河ドラマ『新選組!』で演じた土方歳三は、彼の俳優人生を決定づける役となった。その熱演は、大河ドラマ史上初の続編スペシャルを生み出すほどの圧倒的な支持を集めるのである。

基本プロフィール

フリガナ やまもと こうじ
生年月日 1976年10月31日
出身地 東京都新宿区
身長 177cm
血液型 B型
ジャンル 俳優、歌手

生い立ち・デビューまでの経緯

芸能界に「生まれつき」のスターはいるのか。山本耕史のキャリアは、まさにその問いに答えるようなものだ。0歳から乳児モデルとしてカメラの前に立ち、10歳で『レ・ミゼラブル』のガブローシュ役として舞台デビューを果たした。彼の人生は、幼少期から芸能界と共に歩んできたと言っても過言ではない。しかし、単なる「子役」の枠に収まることはなかった。16歳の時、連続ドラマ『ひとつ屋根の下』で車椅子の四男・文也を演じ、その繊細な演技力で一気に名前を広く知らしめる。デビューは早かったが、その歩みは常に「役者」としての探求心に突き動かされていたのだ。

ブレイクのきっかけ・代表作

山本耕史の名を一躍知らしめたのは、あの伝説的ドラマ『ひとつ屋根の下』での車椅子の四男・文也役だった。しかし、彼の真骨頂は、その後の「二度目のデビュー」にある。21歳で挑んだブロードウェーミュージカル『RENT』でのマーク役は、彼の役者人生を根底から揺さぶるほどの衝撃だった。この経験が、後に彼を「俳優・山本耕史」として確固たる存在へと押し上げる原動力となる。

彼の代表作といえば、何と言ってもNHK大河ドラマ『新選組!』の土方歳三だろう。三谷幸喜に見初められての抜擢だったこの役は、彼に新たな境地を開かせた。熱烈な視聴者の声により続編が制作されるほど人気を博し、異例のことに朝ドラ『あさが来た』でも同じ役を演じることになった。これは、彼が演じる土方歳三が、もはや彼自身と不可分なほどに深く血肉化していた証左に違いない。

舞台と音楽を活動の軸に据え、筋トレに凝り、自ら作詞作曲もこなす。そんな多才さと一途なこだわりが、山本耕史という俳優の唯一無二の魅力を形作っている。

出演作品

公開・放送開始年 作品名
2026 憧れの作家は人間じゃありませんでした
2026 新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~
2025 ノンレムの窓 2025・冬
2025 不思議の国でアリスと –Dive in Wonderland–
2025 笑ゥせぇるすまん
2025 I, KILL
2025 アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~
2025 ホットスポット
2024 はたらく細胞
2024 もしも徳川家康が総理大臣になったら
2024 地面師たち
2024 キングダム 大将軍の帰還
2024 花咲舞が黙ってない
2024 黄金の刻〜服部金太郎物語〜
2024 不適切にもほどがある!
2023 恋の妄想♡消防団
2023 キングダム 運命の炎
2023 ハヤブサ消防団
2023 離婚しようよ
2023 Dr.チョコレート
2023 藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ
2023 大奥
2022 クロサギ
2022 競争の番人
2022 鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成
2022 鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー
2022 シン・ウルトラマン
2022 KAPPEI カッペイ
2022 鎌倉殿の13人
2021 剣樹抄~光圀公と俺~

人物エピソード・逸話

舞台の上で、彼はいつも誰かの夢を背負っている。山本耕史が10歳で初舞台を踏んだのは、革命の少年ガブローシュだった。その役が、16年後に彼を憧れのマリウスへと導くとは、当時は誰も想像しなかっただろう。

「交際0日婚」と騳動を巻き起こした堀北真希との結婚は、実は三度の共演を経て育まれた絆の上にあった。最も驚くべきは、彼が筋トレと同じくらいに「ドラゴンボール」への愛を貫いていることだ。野沢雅子の声が鳴る目覚まし時計を愛用し、自ら孫悟空やベジータのイラストを描くという、熱烈なオタク魂を隠さない。

2004年、『新選組!』の土方歳三役でテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞し、一躍時代劇の星となる。しかし彼の本領はむしろ舞台にある。ブロードウェー作品『RENT』での衝撃が役者観を変え、2024年には同作品でミュージカル・アワード主演俳優賞に輝いたのだ。三谷幸喜に見出され、NHKが異例の続編を懇願するほどの存在感は、まさに彼のたゆまぬ修練の賜物と言える。

ギターを握り、自ら作詞作曲するミュージシャンとしての顔も忘れてはならない。役者として、夫として、そしてひとりの表現者として、山本耕史は常に驚きで観客を魅了し続けている。

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