12月14日、京都市東山区の清水寺で森清範貫主の揮毫により発表された「今年の漢字」。2020年の世相を一字で表す「今年の漢字」は「密」に決定した。
コロナ禍を代表する「密」
主催する日本漢字能力検定協会によると、新型コロナウイルスの蔓延により、新たに「3密」との言葉が生まれ、生活様式が「密」にならないよう国民が意識し続けたことが決め手に。
全体で208025票の応募があり「密」が「禍」「病」「新」を抑えて28401票を獲得。
「芸能界の“密”」も選出理由に
コロナ関連の漢字が上位を占めた「今年の漢字」だが、1位の「密」には「芸能界の“密”」も選出理由に。
同協会は「芸能人の『密』会報道や薬物報道など、『ひそかに』という秘『密』の意味で使われることもあった一年」と発表。
アンジャッシュ・渡部建の「多目的トイレ不倫」や伊勢谷友介の薬物逮捕など、芸能界のスキャンダルも反映された「今年の漢字」となった。