2月14日にスタートした第60作目のNHK大河ドラマ「青天を衝け」。吉沢亮が演じる主人公は、幕末から昭和の激動の時代を生き500もの企業の設立に尽力した日本資本主義の父・渋沢栄一。
大河ドラマでは8年ぶりの「20%超え」スタート
渋沢が2024年度から「新一万円札の顔」に決定していることも相乗効果となり、放送前から注目度の高った同作。初回視聴率20.0%(ビデオリサーチ調べ・関東)を記録し、大河ドラマでは2013年の「八重の桜」以来、8年ぶりとなる20%超えの好スタートを切った。
「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」がオープン
ドラマの盛り上がりとあわせ、世間では渋沢への関心も急上昇。ゆかりの地で様々なイベントが行われている。とりわけ絶大な「渋沢効果」が生じているのが出生地である埼玉県深谷市(当時は武蔵国榛沢郡血洗島村)。
同16日には「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」がオープンし、ドラマ終了後の2021年1月10日まで全国からの来館が期待されている。
80歳の頃をイメージした「渋沢栄一アンドロイド」を公開
さらに渋沢の生誕地に建つ旧渋沢邸「中の家(なかんち)」では、渋沢が80歳の頃をイメージしたという「渋沢栄一アンドロイド」を公開。60歳頃を再現した1体目に続き完成度の高さが話題となっているのだが――
「『渋沢栄一アンドロイド』が“あの伝説的ミュージシャン”に驚くほど激似なんですよ」と語るのは音楽ライターだ。
そのミュージシャンとはムーンライダーズのボーカルとしても知られる鈴木慶一。
【画像】「渋沢アンドロイド」と激似!伝説的ミュージシャン・鈴木慶一
「『鈴木慶一アンドロイド』と言われたら信じてしまうほど」
「服装だけ現代風に変えて『鈴木慶一アンドロイド』と言われたら信じてしまうほど似ている。鈴木は1951年生まれで現在69歳なのですが、とにかく最近の鈴木に似ているんです。おそらく鈴木本人も“渋沢似”は自覚しているはずですよ」(同ライター)
日本資本主義の父と伝説的ミュージシャンによる「まさかの一致」であった。
(大倉さとみ)