ヘアケアブランド「Essential」が、夏向けの新CMで若い世代へ一気に踏み込んだ。
出演するのはRIMA(NiziU)、横田真悠、久間田琳加、畑芽育の4人。7月9日から放映されている「上海ハニー」篇は、海辺を走る車内の高揚感を軸にした構成で、ORANGE RANGEの代表曲に乗せて、風に揺れる髪や明るい衣装、友達同士のようなはしゃぎ方を見せている。ブランドが打ち出す“さらツヤ”を、質感だけでなく気分ごと伝えるCMになっている。
Essential新CMで際立つ4人のキャスティング
今回のCMが面白いのは、単に人気者を並べたのではなく、4人それぞれのイメージが少しずつ違う点だ。畑は俳優としての瑞々しさ、久間田はモデル由来の軽やかさ、横田は大人っぽさと親しみやすさ、RIMAはアーティストとしての華やかさを持つ。全員が同じ方向を向きながら、画面の中で役割が重なりすぎていない。
芸能関係者は「Z世代向けのヘアケアCMとして、かなり計算された座組」と指摘する。
「今の若い層に向けた美容系CMは、完璧な憧れだけでは届きにくい。友達同士で楽しんでいる空気や、撮影の外側まで想像できる自然体が重要です。俳優、モデル、アーティストの要素を持つ4人が並ぶことで、画面に“楽しそう”という説得力が生まれています」
「上海ハニー」起用で世代を越える夏CMに
CMソングに「上海ハニー」を使っている点も見逃せない。2000年代の夏を象徴する楽曲でありながら、現在の若い出演者が歌うことで、懐かしさと新しさが同時に立ち上がる。親世代には聞き覚えがあり、若い世代にはSNSで切り取りやすいフレーズとして届く構造だ。
前出の芸能関係者が続ける。
「ヘアケア商品のCMは、髪をきれいに見せるだけでは差がつきにくい。今回は“夏の友達感”を前面に出すことで、商品そのものより先に気分を売っている。上海ハニーの勢いもあり、短いCMでも記憶に残りやすい作りです」(同関係者)
畑芽育、久間田琳加、横田真悠、RIMAの4人が作る夏の空気感は、Essentialのブランドイメージを若い層へ押し広げる一手となりそうだ。